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【社会】スナック女子急増中 ネットにない「自分をさらけ出せる場所」「ママや良いおじさんは希望」
- 2 :ばーど ★:2018/02/27(火) 17:11:54.30 ID:CAP_USER9.net
- >>1
■減る社内コミュニケーションの代替?
講師の五十嵐さんは、近年、都心のスナックで、女性を見かけるようになったという。ママから「1人で来る女性が増えた」と聞くようにもなった。肌感覚でスナックを愛用する女性が増えているように感じている。
「30代、40代になると、鎧を着てしまい、今さら自分をどう解放したらいいか、わからなくなっている。スナックはその手ほどきをしてくれ、解放できる現実の世界」
さらに、働き方改革により、「残業をせずに生産性を求められるので、社内のコミュニケーションが減っているんじゃない」と加える。
五十嵐さん自身は元楽天の社員だった。当時は「部下を育てるには威厳を保たないといけない。家庭では女性、妻と見られ、夫も仕事をしているので、仕事の弱音を吐きにくい」という経験をした。そこで頼ったのが「人生の大先輩がいるコミュニティー」のスナックだった。「お客さんが向こうから自分をさらけ出してくれるので楽だった」。通い出して10年になる。
最近では都内に女性専用のスナックが出現。今回は、スナックと自治体が初めてコラボした、熊本県との共催講座。熊本県は、経済的に余裕のある40代男性に県をPRしようと、スナックを拠点に選んだが、「予想外に女性が多かった。女性は発信力がある」(県広報)とうれしい結果に。講座には、「ブームに乗って、スナックを始めたい」という女性もいた。
じわじわと増えるスナック女子向けに、五十嵐さんはスナック入門書とも言うべき教科書を作った。教科書によれば、
●扉の前やダクトの近くで耳を澄まし、中から聞こえる歌声で客層の年代を判断する。
●勢いよく扉を開けると、鈴がなるお店があるので、そっと開けて、店内の様子を見る。
などがポイントのようだ。
「スナックには、こうならないと、他人からこう見られないと、という縛りはない。マイクを持つとみんな壊れますから(笑)」と五十嵐さん。
スナック(バー、キャバレー、ナイトクラブ)の店舗数は、総務省の経済センサス基礎調査によると、2009年から2014年に2割が閉鎖した。一方、カラオケ白書によると、業務用のカラオケの台数は、カラオケボックスよりも「酒場市場」の方が導入台数が多い。講座には市場規模を拡大しようと、カラオケメーカーの関係者らも営業に訪れていた。
しかし、女性たちはそんな心配をよそに、講座の終盤になると、マイクを奪い合うように、「異邦人」など、昭和の歌謡曲を次々予約し、客が一体になって曲の世界を作り上げていた。
「すごいな、女性は。ここで歌えって言われても歌えないよ」
女性とは裏腹に、男性たちが店の脇でぼそっとつぶやいていた。
(文、撮影・木許はるみ)
おわり
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