2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【岐阜】児童養護施設の移転、「学校が荒れる」地元住民反対で断念 施設「施設の子が悪い子という決めつけ、偏見だ」

1 :(?∀?(⊃*⊂) ★:2018/02/12(月) 15:41:01.19 ID:CAP_USER9.net
岐阜県関市の児童養護施設「美谷学園」が、山県市内に施設の一部を移転新築する計画を断念した。

移転先の地元自治会の「反対」が理由だ。ただ、その理由には学園側が「偏見だ」と訴えるものもあった。

関市の山あいにある美谷学園の現施設は老朽化に加えて、通学に不便で進路選択にも影響していた。
学園は来年4月開設を目指し、現施設(定員74人)の隣接地に
新施設(同45人)と山県市内にグループホーム(同16人)の二つを建てる計画だった。

だが移転先の自治会は16年9月、同じ中学校区に別の児童養護施設があることなどを理由に、
住民計約1300人分の署名を添えて建設反対の陳情書を市に提出した。
学園による複数回の住民説明会を経ても態度は変わらなかった。

それでも学園側は昨年9月、施設整備の補助金を国に申請するため、必要となる市町村による意見書作成を山県市に依頼。
ただ、国は補助金の交付条件の一つに「地域住民の賛同」をあげており、市の意見書には自治会の反対が記された。

美谷学園の森川幸江理事長によると、学園側は意見書の内容を受けて昨秋に臨時理事会を開催。
自治会の反対により補助金を受けられる見通しが立たない中で、
グループホーム建設は財政的に困難だと判断。隣接地での新施設建設だけを進めると決めた。

国への補助金申請手続きを行う県は昨年11月、学園からこの意見書を含めた書類を受け取った。
だが、県も住民の反対を理由に「補助金の協議を国にするのは困難」と判断し、昨年末に学園側に伝えた。

県によると、学園の現施設の定員は74人だが、国の児童養護施設の小規模化方針やグループホーム建設を見越して、
1月現在の入所児童は43人に調整されている。
県の担当者は「今入所する子どもが別の施設に移ることはない」とし、県全体の受け入れ態勢についても「支障はない」としている。

■住民「中学 荒れる」 施設「偏見だ」

地元の二つの自治会が山県市に出した陳情書には、施設建設反対の理由の一つに「生活環境や地域住民だけでなく、
学校や子どもたちにも著しい影響を与えると懸念」とあった。
「中学校が『荒れた』過去があり、また起こる心配がある」と取材に語る男性もいた。

美谷学園の森川理事長は「施設の子が悪い子という決めつけ、偏見だ」と憤る。
地元の賛同がないまま補助金申請に動いたのは「撤退すれば学園が偏見を認めたことになる」からだと説明する。

山県市の担当者は「市としては意見書を作っただけで、あとは県の判断。
地元住民を説得することも、その逆もできない」。県の担当者は「施設は地域社会全体に受け入れられることが望ましい。
住民の賛同がなければ計画の頓挫はやむをえない」としている。(山岸玲)

     ◇

〈児童養護施設〉 
虐待や死別、貧困などで親が育てられない原則18歳未満の子どもを保護・養育する施設。
厚生労働省の調査によると、2016年10月時点で全国603施設に2万7288人が入所する。
近年は虐待を理由とするケースが増え、同省の別の調査では入所の半数近くに上った。

http://news.livedoor.com/article/detail/14290148/

総レス数 1001
256 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★