2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

「安倍政権の気持ち悪さ伝えたい」と朝日新聞の高橋純子論説委員 「中立って、真ん中に立つことでも、両論併記でもないはず」

1 :腐乱死体の場合 ★:2017/12/27(水) 20:59:07.04 ID:CAP_USER9.net
注目の人 直撃インタビュー

朝日新聞・高橋純子氏 「安倍政権の気持ち悪さ伝えたい」
2017年12月25日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/220001

「モヤモヤした感情を言葉にして読者に伝えたい」と高橋氏(C)日刊ゲンダイ
https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/220/001/52d0805eb4455dce427f621e7a1a7e2a20171221140111294.jpg


 新聞記者は、ウラを取って書けと言われるが、時に〈エビデンス? ねーよそんなもん〉と開き直る。
政治部次長だった時に書いた朝日新聞のコラム「政治断簡」をまとめた著書「仕方ない帝国」(河出書房新社)が評判だ。
キチッとした優等生の文章が当然の朝日において、時に〈『レッテル貼りだ』なんてレッテル貼りにひるむ必要はない。堂々と貼りにいきましょう〉とあおり、
〈安倍政権は「こわい」〉と言い切る。テンポ良く、小気味いいが、もちろん、炎上も数多い。
そんな名物コラムはなぜ、生まれたのか? 朝日新聞論説委員の高橋純子氏に聞いた。

■番記者慣例、森元首相への誕生日プレゼントを拒否

  ――毒づくような高橋さんのコラムは始まった当初から話題でした。中でも炎上したのが、
「だまってトイレをつまらせろ」というタイトル。紙がないことを訴えても聞く耳を持たないのであれば詰まらせろと。
強烈な安倍政治批判でした。あれが本のタイトルでもよかったのではないですか。

 あのコラムについて、「中学生みたいな文章を載せるな」
「次長ともあろう人がなんて下品な」といったお叱りを読者からたくさんいただきました(笑い)。
トイレの話は私が考案したテーゼではなく、船本洲治氏という活動家が編み出したもの。
さすがに本のタイトルに使わせていただくのは美しくないと思いました。

  ――“名物記者”だったと聞きました。森元首相の番記者時代に慣例だった誕生日プレゼントを拒否したそうですね。

 西部本社の社会部から2000年に政治部に異動しました。政治部特有の“しきたり”を知らず、
自分では当たり前の疑問を森元首相にぶつけて記事を書いていたら、
ある日、「君の質問には答えたくない」と言われました。メディアと森元首相との当時の対立をご存じの方も多いと思います。
いくら「有志で」であっても、さすがに誕生日プレゼントを渡すのはよくないと思ったんです。

  ――それにしても、お堅い朝日のイメージからはかけ離れたコラムです。

 それまでは論説委員として社説を担当していました。「政治断簡」はストレートな永田町の話題を取り上げることが多かったのですが、
私を筆者に加えようとした上司には、永田町の外の社会と政治記事をリンクさせる意図があったのかもしれません。

  ――社説も担当していたんですか。

 そうなんです(笑い)。「〜ではあるまいか」などとかしこまった文章を書いておりました。
社説は政治家や官僚に向けたものが多く、政策や法律に照らした内容が多かったですね。

  ――政治断簡とは、随分文体が異なります。

 政治断簡は、ひとりでも多くの読者に自分の言葉が届いたらいいなと思って書いています。
そのためには、もっともな内容をもっともらしく書いても、読者には届かない。
読者に読んでもらうには身体性のある表現が必要だと思っています。

  ――身体性とは?

 極端に言うと、論の精緻さよりも、筆者の感情を込めた文章です。筆者がこれだけ怒っているとか、
うれしいとか悲しいとか、そういった表現が今の新聞には失われているように思います。
社説を書いている時から、筆者の体温が感じられるように書くことが大切だと考えていました。


>>2に続く

総レス数 1001
229 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★