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【国際】ノーベル平和賞授賞式に合わせ現地演奏会 「被爆ピアノ」の音色、ノルウェーで響け
- 1 :紅あずま ★ :2017/12/06(水) 08:53:30.09 ID:CAP_USER9.net
- ノーベル平和賞
「被爆ピアノ」の音色 オスロで響け
毎日新聞:2017年12月6日 08時30分
http://mainichi.jp/articles/20171206/k00/00m/040/186000c
http://cdn.mainichi.jp/vol1/2017/12/06/20171206k0000m040187000p/9.jpg
被爆して側面に傷が残るピアノを見つめる矢川光則さん=山田尚弘撮影
■授賞式に合わせて現地コンサートで演奏
ノルウェー・オスロで10日にあるノーベル平和賞授賞式に合わせて現地で開かれるコンサートで、広島原爆の閃光(せんこう)を浴びた「被爆ピアノ」が演奏される。
所有者で被爆2世の調律師、矢川光則さん(65)=広島市安佐南区=は、
「72年前と同じ音を世界中の人に聴いてもらい、核の問題を身近に考えてほしい」と、オスロで聴く演奏を心待ちにしている。
コンサートは11日の予定で、ノーベル賞委員会の主催。
ピアノは爆心地から約3キロの宇品町(現広島市南区)の民家で見つかった1938年の日本楽器製造(現ヤマハ)製で、側面には飛散したガラスでできた傷が残る。
受賞団体の核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)の川崎哲国際運営委員らが演奏を提案し、矢川さんに依頼があった。
矢川さんは約20年前、原爆で傷ついたピアノが自宅で営むピアノ修理工房に持ち込まれたのをきっかけに、各地でピアノの演奏会を始めた。
爆心地近くで被爆した矢川さんの父は生前、「原爆」の二文字を口にしなかった。
ピアノの寄贈者も「ピアノが身代わりになって自分の体験を語り継いでくれるはず」との思いを託す人が多く、「自分にしかできない平和運動」と思うようになったという。
矢川さんが調律し、開かれた演奏会は年100回以上を数える。
現在、工房ではコンサートで使うものも含め6台の被爆ピアノを所有する。
いずれも「当時の空気感や使っていた人の思いを届けたい」と、当時の部品をできるだけ残して修復している。
矢川さんは「オスロでも、聴く人の心の垣根を越え、平和への思いを届けてほしい」と話した。
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