2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【おせち】おせち料理は「一人一重」時代 取り分け不要で人気上昇、ホテルや百貨店が商品拡充

142 :名無しさん@1周年:2017/12/05(火) 12:12:19.91 ID:+3YrGbYq0.net
お正月と年神さま 民俗学者 久保田 裕道

正月には、各家にやってくるとされる「年神様」。年神様とはどんな神様なのでしょうか。
また、正月は各家で行う祭りでもあり、祝い方も少しずつ違います。日本全国にはさまざまな正月の過ごし方があるのです。

私たちの家でも、お正月になるとさまざまな方法で年神さまをもてなします。これは、一種の「祭り」と考えていいでしょう。
祭りといっても、神社や地域で行う大きな祭ではなくて、家の中の祭りです。その家の祭りのなかでも、最も大きいのが正月なのです。

そして家の祭りで最も大切なのが、食物。
神さまに供え、そしてそれを神さまとともに家族が食べることによって、神さまの力にあやかることができるというわけです。

このおせち料理、今ではもちろん年が明けてから食べますが、もともとは大晦日の夜から食べていたようです。
昔の暮らしでは、一日が終わるのは日没だったのですね。日が沈めば一日が終わり、そして翌日がやってくる。
だから、大晦日の夜は「年取り」であって、「年取り膳」などを食べて祝ったのです。
今でも東北地方などでこの年取り膳の風習が残っています。
でも大晦日に限って夜に食べたり、夜遅くまで起きているのは、もともと年神さまを迎えて祀る、大切な祭りが始まっていたからなのです。

それから、お正月に親戚などが集まって飲んだり食べたりすることを「セチ」と呼ぶ所もあります。
神さまだけではなく、人間同士のコミュニケーションの役割も果たしていた訳ですね。
そしてこのおせち料理も、時代や階級、そして地域によってさまざまな種類が生まれました。
現在一般的なのは重箱に詰めるタイプですが、むしろ一人一人のお膳だったり、大皿に盛ったりする方が、かつては多かったようです。

https://www.kibun.co.jp/knowledge/shogatsu/sp/iware/kamisama_03.html

総レス数 539
132 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★