【フィリピン】ドゥテルテ大統領の強硬な違法薬物取締りに教会が抗議運動

1 ：みつを ★：2017/11/06(月) 09:09:31.31 ID:CAP_USER9.net

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171106/k10011212021000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002

11月6日 8時46分

フィリピンのドゥテルテ大統領が強硬に推し進める違法薬物の取締りに対し、国民に強い影響力を持つカトリック教会が、違法な捜査によって人権が無視され多くの人が殺害されているとして、政府に対する抗議運動を始めました。

フィリピンのドゥテルテ大統領は去年６月の就任以来、深刻な社会問題となってきた違法薬物の撲滅を最優先課題に掲げ、場合によっては捜査対象者の殺害も容認するなど強硬な取締りを推し進めています。

警察によりますと、違法薬物の密売人や常習者だとして取締りの過程で殺害された人は、３９００人以上に上るほか、捜査に関連して２２００人余りが死亡しているということです。

これに対し、カトリック教徒が国民の８割を占めるフィリピンで強い影響力を持つカトリック教会が、違法な捜査によって人権が無視され、多くの人が殺害されているとして政府に対する抗議運動を始めました。

首都マニラの中心部では５日、遺族や弁護士、それに人権団体などから３０００人以上が集まり、「殺害をやめろ」と書かれた横断幕を持って行進しました。参加した女性は「政府は薬物を絶って更生することを支援すべきだ」と話していました。

フィリピンでは、ことし８月、１０代の少年が違法薬物の取締りで警察に殺害されて以降、捜査の在り方に異議を唱える声が強まっています。

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