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【社会】延命治療は愛情? 家族のエゴ? 残酷な最期を強いる「長生き地獄」の現場

1 :砂漠のマスカレード ★:2017/10/21(土) 13:55:56.93 ID:CAP_USER9.net
日本人の寿命が延び続けている。2016年9月、厚生労働省は「100歳以上の高齢者が全国に6万5692人に。
46年連続の増加」と発表した。医療の発展や栄養・衛生・環境状態などの向上から、わたしたちの寿命は延び続けている。しかし、心から喜べないのはなぜか。

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最近、よく聞かれる「長生きなんかしたくない」という声。高齢者のみならず、20代の若い人まで長生きを恐れている。
仕事の不安、結婚して生活できるかの不安、年金の不安などで、長生きが幸せにつながらないという背景があるようだ。

いま、実際に長生きの現場では何が起きているのか? 

ノンフィクション作家・松原惇子さんは、著書『長生き地獄』(SB新書)で、延命治療、在宅医療、有料老人ホーム、孤独死など、さまざまな長生きの現場を徹底取材し、その実態を書いた。
松原さんは現場取材から、日本には“死にたくても死なせてもらえない高齢者”が大勢いることを知り、愕然(がくぜん)としたと言う。そんな松原さんが見た“死ねない現場”とはーー。

  ◇   ◇   ◇  

「死なせてくれ!」の声なき叫び 

和男さん(仮名)の父親は80歳のとき、脳出血に見舞われ、救急搬送された。
ICUに運ばれ、すぐに手術が行われたが、父親が一般病室に戻ってきたときは、意識のない状態だった。

現在は、日本尊厳死協会にも加入し延命治療の知識もある和男さんだが、当時は延命に関する知識もなく、自分の無知さに腹が立つと話す。

「親父が倒れたことだけで、わたしたち兄弟は動転してしまい、すべての判断は医師任せでした」

「先生! 親父を助けて! 助けてください!!」。兄弟そろって、医師にそう懇願した。まさか、父親が植物状態のまま生かされ続けることになるとは……。

父親の鼻から入れられたチューブは、2年後の死ぬときまで外されることはなかった。
鼻からの栄養注入だけでなく、腕には点滴も行われ、和男さんはそのときの様子を思い出し顔を伏せた。
点滴は延命治療と捉えにくいが、実は点滴も延命治療の一つなのだ。
父親の手は2年間に及ぶ点滴の針のせいで、真っ黒でまるで炭のようになり、針を刺す1点の場所もなく、ついには最も神経過敏で痛い場所、手の甲や足の甲にまで刺したと言う。

皮膚は真っ黒、日に日にやせていく父親の残酷な姿に、息子の彼は、ただそばにいて声をかけるしかなかった。
父親の反応はまったくなかったが、「早く死なせてくれ!」と言っていたに違いないと振り返る。

さらに、恐ろしいことがある。
和男さんの家は資産家で病院に顔が利いたため、3か月しかいられない病院に2年置かせてもらったのはいいが
、病院側としては、点滴するだけでは長く置くことができないため、3か月に一度、なんらかの手術を試みたというのだから驚く。
ちなみに2年間で病院に支払った金額は、約2500万円である。

http://news.livedoor.com/article/detail/13779299/
2017年10月21日 13時0分 週刊女性PRIME

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