【鉄道】「かがやき」平日は新高岡通過も JR西、冬ダイヤから

通り雨 ★

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2017/10/19 2:00
地域ニュース
　JR西日本の来島達夫社長は18日、北陸新幹線「かがやき」の速達性を重視し、今年12月1日からの冬ダイヤで新高岡停車の週末のみへの変更を検討していることを明らかにした。また、来夏、ICカード「ICOCA」（イコカ）の北陸本線の利用区間を拡大し、金沢―大阪間で利用できるようにすると発表した。

　北陸新幹線かがやきは現在、臨時列車が1日1往復停車している。富山県高岡市など地元自治体はかがやきの全線停車に向けた利用促進活動に取り組んでいるが、同日、記者会見した来島社長は「1日当たりの乗客数は約1900人と開業当初から変わっていない」と指摘した。

　かがやきの新高岡通過により東京―金沢間が4分程度短縮できる。来島社長は「利用しやすいダイヤを詰めている」として、20日発表の冬ダイヤで平日の新高岡停車を見直す可能性を示唆した。

　イコカについては2018年夏に北陸本線の新疋田―牛ノ谷間の19駅を利用区間に追加する。これにより大阪など近畿圏から金沢までイコカなど交通系ICカード10種類を乗車券として使うことができるようになる。

　JR西は23日に運行を予定している金沢発仙台行きの直通新幹線の予約状況について、当初の募集人数を上回る850人の申し込みがあったことを明らかにした。