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【鉄道】金券ショップでも人気「昼特きっぷ」廃止を惜しむ声 「ICOCA」移行を強調するJR西だが…

1 :ばーど ★:2017/10/11(水) 16:59:22.82 ID:CAP_USER9.net
お得な乗車券として関西で30年以上親しまれてきたJR西日本の「昼間特割きっぷ」が来年9月末で発売が終了する。交通系ICカード「ICOCA(イコカ)」の利用を促すためで、新たにイコカには利用に応じたポイントサービスを導入するが、買い物客やビジネスマンから絶大な支持を受けていた「昼特きっぷ」の廃止を惜しむ声も出ている。(阿部佐知子)

 午前9時50分ごろのJR芦屋駅。2階改札付近の券売機やコンビニエンスストアの前には続々と人が集まり始める。午前10時少し前に「ただいまの時間より、昼間特割きっぷがご利用いただけます」と場内アナウンスがあると、集まった人々は次々と自動改札機に切符を投入し、ホームへと足早に向かった。平日午前の同駅の日常風景だ。

 人々が手にしていた昼特きっぷは、通勤通学のラッシュと重ならない平日の午前10時から17時までと土曜休日に、割安に利用できる6枚つづりの回数券。芦屋から大阪に向かう場合、普通運賃は300円だが、昼特きっぷは6枚で1200円。1枚あたり200円で、3分の2の値段だ。

 登場は国鉄時代の昭和58年にさかのぼる。京阪神間で競合する阪急、阪神などの私鉄に運賃で対抗するために生まれた。期間限定商品という位置づけだったが、延長をしながら継続して売られていた。

 発売区間やセット枚数、価格はこの間見直されてきたものの、他社の回数券などと比較しても割引率が高いのが特徴。大阪−京都は普通運賃では560円だが、昼特きっぷでは1枚あたり350円。大阪−北伊丹(普通運賃320円)は1枚あたり170円で、割引率は46・9%にもなる。金券ショップでも人気商品となっている。

 芦屋市に住む60代の主婦は「最寄りは阪急の駅だが、昼特きっぷがあるので大阪での習い事にはJRを利用して通っている。無くなったらどうするか分からない」と話す。

 人気商品の発売をやめてまで、JR西が目指すのはイコカのさらなる普及だ。各地で展開される交通系ICカードだが、JR東日本管内の利用率は9割を超えているのに比べ、JR西管内は7割程度。JR西は昼特きっぷの販売状況を公表していないが、日中の大阪駅などの改札を見てみると、かなり多くの利用者がイコカではなく切符を使用しているのがわかる。

 イコカの利用が進めば、駅の券売機を減らせるほか、切符用の紙のコスト、改札機のメンテナンス費削減などにもつながる。また、消費税が5%から8%に増税されたときにJR東が運賃を1円刻みにしたように、料金の柔軟な対応も可能になる利点がある。

 イコカを使ってもらうには、昼特きっぷ並みに「お得」なサービスを実現させることが不可欠だ。これまで、イコカでは利用に応じた特典などはなかったが、JR西は昼特きっぷの廃止と同時期に新しいポイントサービスを導入することを発表している。

 詳細は未定だが、イコカで乗車した区間や回数など月ごとの利用状況に応じてポイントがたまり、後日の乗車や買い物に使えるようにするという。JR西は昼特きっぷ廃止は「値上げ」ではなく、サービスのイコカへの移行と強調する。

 ポイントサービスが始まる来年は、イコカ誕生から15年。昼特きっぷの廃止と引き換えに、これまで東高西低だったICカードの普及に大きな変化をもたらすか注目される。

配信10/11(水) 9:12配信
産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171011-00000501-san-bus_all

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