【宇宙】冥王星の地形に「はやぶさ大地」…探査機の偉業たたえ

ハンバーグタイカレー ★

【ワシントン＝三井誠】米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）は７日、無人探査機ニューホライズンズが観測した冥王めいおう星の地形の一つが、日本の小惑星探査機の偉業をたたえて「はやぶさ大地」と命名されたと発表した。

　国際天文学連合（ＩＡＵ）が正式に承認した。

　ニューホライズンズは２０１５年に冥王星を初めて詳細に観測、平原の周辺にそびえる山々や、巨大なハートの形をした地形などを明らかにした。名称が発表されたのは計１４か所で、ハート形の地形の一部は、１９５７年に旧ソ連が世界で初めて打ち上げた人工衛星にちなみ「スプートニク平原」と名付けられた。

　はやぶさ大地は、スプートニク平原の近くにある大陸のような地形。こうした名前は、世界から公募で寄せられた案などをもとにＮＡＳＡの研究チームが選んだ。

　はやぶさは２０１０年、世界で初めて小惑星の物質を地球に持ち帰った。

http://yomiuri.co.jp/science/20170908-OYT1T50074.html