【安全啓発】「鉄道会社の人、ホームの危険知って」　東京メトロ視覚障害者転落死から1年　盲導犬協会が再発防止へ集会

1 ：紅あずま ★ ：2017/08/19(土) 08:52:02.33 ID:CAP_USER9.net

「鉄道会社の人、ホームの危険知って」　盲導犬協会 再発防止へ集会
東京新聞：2017年8月19日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201708/CK2017081902000157.html

視覚障害者を案内する方法を実演する日本盲導犬協会の職員ら＝東京都文京区で
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201708/images/PK2017081902100073_size0.jpg

　東京メトロ銀座線青山一丁目駅で昨年八月、盲導犬を連れた男性がホームから落ちて死亡した事故から一年が過ぎ、日本盲導犬協会が十八日、再発防止策を考える集会を都内で開いた。
全国四十の鉄道会社から人事、広報の担当者と視覚障害者ら計百人が参加した。

　協会が複数の鉄道会社を集めて会合を開くのは初めて。
混雑したホームでは端を歩かざるを得ず、転落につながる現状が議題となり、肩に視覚障害者の手を乗せて案内する方法の実演もあった。

　全盲の会社員吉本浩二さん（４２）＝東京都三鷹市＝は、駅で三回以上転落した知人が四人いると発言。
「ホームには、不注意では説明できない普遍的な危険がある。長い距離を歩くと危ないので『何両目に乗りますか』と声を掛けてほしい」と呼び掛けた。

　日本盲人会連合の橋井正喜常務理事（６６）＝名古屋市中村区＝は「事故で悲しい思いをする人がいない世の中を、鉄道事業者と一緒につくりたい」と話した。

　事故は昨年八月十五日に発生。
世田谷区の品田直人さん＝当時（５５）＝がホームから転落、電車にはねられ死亡した。現場にホームドアはなかった。