【古代ロマン】工事現場で行われた発掘調査で弥生時代の土器などとともに「幻の東京五輪」記念杯の破片13点が見つかる・富山

水星虫 ★

「幻の東京五輪」記念杯の破片

＊ソース元にニュース画像あり＊

http://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/3065278221.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

富山市の工事現場で、幻に終わった昭和１５年の東京オリンピックを記念して作られた
杯の破片がみつかり、富山市教育委員会はアジア初のオリンピック開催で盛り上がりを見せていた
当時の様子がうかがえる貴重な資料だとしています。

見つかったのは、日中戦争の拡大で幻に終わった昭和１５年の東京オリンピックを記念して作られた
陶器の杯の破片１３点で、五輪のマークや日の丸、桜の花の模様などが描かれています。

富山市中心部の再開発の工事現場で行われた発掘調査で弥生時代の土器などとともに発見されました。

富山市教育委員会によりますと、杯は陶磁器の産地、岐阜県の美濃地方で作られ、
全国に出回ったということですが、ほとんど残っておらず、アジア初の開催として
盛り上がりを見せていた当時の様子がうかがえる貴重な資料だとしています。

富山市教育委員会の鹿島昌也学芸員は
「杯は家庭薬配置業の人が贈り物として使っていたと見られ、
富山とのつながりを今後、調べていきたい。
オリンピックの期待感が地方都市の富山にも及んでいたことを伝える資料だと思います」
と話していました。

見つかった破片は、富山市の安田城跡資料館で５日から一般に公開されます。

07/24 21:23