【フィリピン】比共産党の軍事部門、新人民軍が大統領警護班を襲撃。大統領顧問は非公式折衝の中止を表明 ［07/20］

1 ：◆CHURa/Os2M＠ちゅら猫φ ★：2017/07/20(木) 12:29:08.50 ID:???

★比共産党の軍事部門、新人民軍が大統領警護班を襲撃。大統領顧問は非公式折衝の中止を表明
［2017.7.20］まにら新聞

国家警察は19日、ミンダナオ地方コタバト州アラカン町で同日早朝、
フィリピン共産党の軍事部門、新人民軍（ＮＰＡ）とみられる武装集団が
大統領警護班を襲撃、民兵１人が死亡、兵士５人が負傷したと発表した。

ドゥレサ大統領顧問（和平担当）は同日声明を発表し、数日以内に予定
されていた共産勢力との非公式折衝を中止する意向を表明した。
大統領府も襲撃を厳しく非難、来月に再開が予定されている
和平交渉は再び停滞する可能性が出てきた。

国家警察コタバト署などによると19日午前６時20分ごろ、大統領警護班が
分乗していた２台の車がコタバト州アラカン町の検問所で停止を求められた。
警護班は、軍服姿の検問所の職員を不審に思い通過しようとしたところ、
兵士に偽装したＮＰＡ構成員が襲撃、銃撃戦になった。武装集団は
約50人とみられ、交戦は連絡を受けた国軍兵士と武装警官が
到着するまで約１時間続き、戦闘で民兵と兵士計６人が死傷した。

ドゥレサ顧問は非公式折衝の中止を発表し、アベリャ大統領報道官は
ＮＰＡを強く非難すると述べた。

ドゥテルテ大統領は18日、共産勢力との和平政府交渉団と面会し、
共産勢力が国軍に対する攻撃をやめない限り交渉を再開しないよう命じていた。
大統領の戒厳令布告に反発してＮＰＡが国軍兵士などへの襲撃を継続
していることを問題視したもので、その影響で５月に予定されていた
第５回和平交渉は中止となった。

フィリピン共産党は、ドゥテルテ大統領による戒厳令延長の意向表明を受けて、
18日に延長を非難する声明を発表、ＮＰＡに対し政府へ攻勢を強めるよう指示していた。
今月10日には政府が共産系の政治犯10人を釈放、和平交渉再開へ向け地ならしが
行われているようにみられたが、交渉再開は一層難しい情勢となった。

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