【民進党・今井雅人】都議選の大敗を受けて、何をすべきか。まずは、蓮舫代表の二重国籍問題を解決することだ★2

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民進党の今井雅人衆議院議員が7月9日の朝、党の立て直しに必要な対策として「蓮舫代表の二重国籍問題を解決することだ」とTwitterで語っています（画像はTwitterより）。

今井議員は2通のツイートで蓮舫代表の二重国籍問題を民進党がこれまで「うやむやにしてきた」とし、自身でも「真実がまったく分からない」と語ると、蓮舫代表が戸籍の公開を含めて説明すべきだとの見解を示しています。

今井「都議選の大敗を受けて、何をすべきか。課題は沢山あるが、まずは、蓮舫代表の二重国籍問題を解決することだ。この問題をうやむやにしてきたから、うちの党はピリッとしないのである。今でも多くの人から、あれはどうなんだと聞かれる。」

今井「だが、正直僕自身も蓮舫代表の二重国籍に関して真実がまったく分からないので説明のしようがない。仲間である我々ですら分からないのだから、一般の人は尚更だ。遅きに失した感があるのは勿論だがやらないよりはよっぽどまし。自ら戸籍も見せて、ハッキリ説明することから始めなければいけないと思う。」

蓮舫代表の二重国籍問題について、民進党内では4月下旬に都議選候補の離党者が相次いだ際、離党した都議が「現在の民進党執行部は蓮舫代表の二重国籍問題にけじめをつけない」と苦言を呈していた他、同じ時期に当時の松原仁・都連会長が党勢の低迷理由のひとつとして挙げていましたが、蓮舫代表は5月下旬の記者会見で戸籍謄本の公開について問われると即座に「ないです！」と強気で否定するなど真摯な説明を拒んできました。

こうした態度が不誠実と捉えられ民進党への不信感の一因となっていたのは明らかですが、仮にこれから戸籍謄本を公開したとしても、人々の嫌悪感は二重国籍問題そのものだけでなく、既に1年近くに渡り納得の行く説明を拒否してきた蓮舫代表の不誠実な姿勢にまで及んでいることから、今井議員の言葉通り蓮舫代表が「自ら戸籍も見せて、ハッキリ説明」したとしても、著しい党勢回復に繋がるかどうかは不透明と言えそうです。

今井議員のツイートに対してはここまで追い詰められてやっと気づいたか、との冷ややかな受け止めがあることや、今井議員自身、4月に北朝鮮の状況が緊迫した際、「はっきり言って、今この現在は安倍政権の粗探しをする時ではない。外交の危機」と発言していたにも関わらず、森友・加計学園問題ではそれぞれの民進党内調査チームに参加していることから今回の発言がどのように評価されるか注目されます。

早くも「二重国籍問題調査チームでも作れよ」といった辛辣な反応も見られていますが、7月9日には共同通信が野田幹事長が辞意を漏らしたと報じるなど民進党内では混乱が続いており、多くの人が成り行きを興味深く見守っているようです。

2017/07/09(日) 09:23:39.46
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