【いじめ】児童の6人に1人が「いじめ受けた」…熊本

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児童６人に１人“いじめ受けた”

05月24日　14時43分

県内の小学校や中学校それに高校などで、昨年度いじめを受けたと回答した児童生徒の割合は、減少傾向にあるものの、小学生では６人に１人が、いじめを受けたと回答したことがわかりました。

これは、県教育委員会がいじめを防ぐために、学校関係者や医療や法律の専門家などを集め、毎年開いている協議会で明らかにされたものです。
協議会では、県の担当者から去年１１月から１２月にかけて、県内すべての小学校や中学校、それに高校、特別支援学校の児童生徒１７万人余りを対象に行った調査の結果が報告されました。
この中で昨年度いじめを受けたと回答したのは、小学校で１８．２％、中学校で４．３％、高校で１．１％でした。
これは、前の年度と比べわずかに減り、調査を始めた１０年前と比べると、中学校や高校での割合は半数以下に減っていますが、小学校では横ばいで、今も６人に１人がいじめを受けたと回答しています。
一方で、いじめを受けた児童生徒全体のおよそ３割が、いじめを受けたことを誰にも話せていないと回答していて、相談環境の充実が課題となっています。
県教育委員会は「いじめを訴えるのは、環境が大きく変わる小学校の低学年が多い。スクールカウンセラーなどの相談窓口を、児童生徒だけではなく保護者への周知も徹底し、相談しやすい雰囲気を作っていきたい」と話しています。

05月24日14時43分 NHKWeb(ローカルは消えるのが早いです) URL先に動画があります。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5003493411.html