【テロ等準備罪】「訂正するまで、安倍首相に書いたすべての単語を維持する」ケナタッチ国連特別報告者が菅官房長官の抗議に再反論★7

名無しさん＠１周年

>>831
いいよ。じゃあ説明しようか。
暴力革命を目論んだ共産主義者対策として作られたのが
治安維持法だが、これ自体は正当に運用されれば悪法では
なかった。事実そのような共産主義者は存在したからだ。

この法が悪用されるに至った原因となったのは、昭和3年に
為された改正だ。「結社の目的遂行の為にする行為を為したるものは
二年以上の有期の懲役または禁錮に処す」というやつな。
この「為にする行為」という文言の抽象性が原因になった。
どのような行為であっても、時の権威がそう判断すれば
これに当たるとされ、乱用が可能になったためだ。

結果、この法の悪用により共産主義者以外の人間、
反戦主義者から自由主義者、政府を批判する者なら
誰でも対象となり、逮捕、拷問を受けることになった。
宗教弾圧事件まで起こった訳だ。

歴史的に見て、この悪法への反省はシンプルなものになる。
「取締りの為の法案の文言を抽象的にしない事」だ。
で、共謀罪との類似点の指摘もシンプルだ。治安維持法における
「為にする行為」と同じように抽象的な文言が共謀罪法案には含まれている。
「犯罪を実行するための準備行為が行われたときは、当該各号に定める刑に処する」
という箇所だ。ケナタッチも指摘しているが、この準備行為を
明確に定義しなければ、恣意的な解釈と乱用が可能になる。
そしてその定義をこの法案は欠いている。

さあ論理的な反論をどうぞ。