【イタリア】牛のふんから食器生み出す、「シット・ミュージアム」

1 ：みつを ★：2017/05/18(木) 22:38:07.08 ID:CAP_USER9.net

http://www.afpbb.com/articles/-/3127410?act=all

【5月18日 AFP】悪臭を放つふんだが、イタリアのある博物館では成功の気配を漂わせている。北部グラニャーノ・トレッビエンセ（Gragnano Trebbiense）のカステルボスコ（Castelbosco）にある、その名も「シット・ミュージアム（Shit Museum、ふんの博物館）」では、牛のふんから皿などを作っているのだ。

　牛のふんはまず巨大なタンクに集められる。その中でバクテリアが有機物を分解してメタンが生成され、そのメタンガスを燃焼することによって電力が生み出される。生み出された電力は農家によって販売される。

　しかし、「シット・ミュージアム」で最近、最も成功を収めているのは、「メルダコッタ（Merdacotta）、『焼きふん』の意」と呼ばれる、残ったふんを利用して作り出されたレンガやタイル、食器などの製品だ。

　こうした製品は、ふんと、トスカーナ（Tuscan）地方で採れる粘土を混ぜた後に、「秘密」の製法を経て作り出される。「メルダコッタ」は赤粘土の素焼きの焼き物、テラコッタ（Terracotta）をもじって名づけられた。(c)AFP/Céline CORNU

2017/05/18 18:49（カステルボスコ/イタリア）

イタリア北部グラニャーノ・トレッビエンセにあるふんの博物館「シット・ミュージアム」に展示されている、牛のふんを利用して作られたカップと六角形のタイル（2017年3月28日撮影）。(c)AFP/Miguel MEDINA
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/4/5/-/img_4562e99e0bbf69da13ecf27677904f9b205109.jpg
イタリア北部グラニャーノ・トレッビエンセにあるふんの博物館「シット・ミュージアム」に展示されている、牛のふんを利用して作られた家具と食器（2017年3月28日撮影）。(c)AFP/Miguel MEDINA
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/e/8/-/img_e83cea2184ea4d8a13a0c32c9c5117e8230630.jpg