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【政治】 安倍首相「2020年改憲」をめぐる「総ツッコミ」を振り返る 自民党内部からさえ、激しい反発が

2 :擬古牛φ ★:2017/05/14(日) 09:19:33.87 ID:???
>>1の続き

 船田元衆院議員は「行政の長たる首相には、もう少し慎重であっていただきたかった」と批判(日本経済新聞 5月8日)。
ベテラン・伊吹文明元衆院議長も「組織政党として党に話をしておくべきで少し残念だ。
総裁であればこそ党のルールは守らなければならない」と苦言を呈している(TBS NEWS 5月9日)。
森友学園問題で「首相に対する侮辱」と激昂していた竹下亘国対委員長でさえ、
「首相が思ったような日程感で『とんとん』といくとは考えづらい」と首相の想定通りに進めるのは難しいとコメントした(共同通信 5月9日)。

 自衛隊は「合憲化」しなくちゃいけない存在なのか、
一度高校授業料無償化を廃止した安倍政権がどうして教育無償化を憲法改正の目的の中に入れているのかなど、
あちこちで議論を巻き起こし、ツッコミと批判を浴びた安倍首相の改憲メッセージだが、
連休明けの次の発言がさらなる激しいツッコミを浴びたのであった。

●首相の「読売読んで」発言の波紋はどんなものだったか?

安倍晋三 首相
「自民党総裁としての考え方は、相当詳しく読売新聞に書いてあり、ぜひそれを熟読して頂いてもいいのだろう」
NHK NEWS WEB  5月8日

 5月8日の衆院予算委員会でのもの。民進党の長妻昭氏がビデオメッセージについて
「唐突感があった。真意を教えて頂ければ」と説明を求めたが、
安倍首相は「この場は、内閣総理大臣としての責任における答弁に限定している」と説明を避け続けた。

 さらに食い下がる長妻氏に対して、なぜか安倍首相は「自民党総裁としての考え方は、相当詳しく読売新聞に書いてあり、
ぜひそれを熟読して頂いてもいいのだろう」と発言、委員会室は騒然となった。
国会も国会議員もいらないと言っているようなものだから、そりゃそうなるだろう。
たまらず、自民党の浜田靖一委員長が首相に「この場では不適切なので、今後気をつけて頂きたい」と注意する一幕もあった(朝日新聞 5月9日)。
ちなみに「自民党総裁として」答えたという読売新聞の記事(5月3日)の見出しは「首相インタビュー」だった。

●首相に注意した浜田靖一予算委員会委員長 c共同通信社

 鈴木秀美慶応大教授(憲法・メディア法)は「重要な問題であるにもかかわらず、首相が一方的に意向を表明しているだけだ。
批判的な質問を受けずに済む方法を選んでおり、メディアを選別した非民主的な手法だ」と指摘する(毎日新聞 5月12日)。

 また、『週刊文春』5月18日号のコラム「新聞不信」は「報道機関の使命を忘れたのか」という
タイトかつストレートなタイトルで読売新聞を痛烈に批判。
「読売はルビコン川を渡ってしまった」「“官邸の広報紙”と揶揄されても文句は言えまい」などと痛罵した。

続く

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