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【国際】「こいつは記者だ!」と頭に角材 報道に敵意、襲撃 世界各地で(朝日新聞)

1 :みぃな ★:2017/04/28(金) 21:17:27.61 ID:CAP_USER9.net
 報道への敵意が、世界各地であらわになっている。その根に何があるのか。2人が殺傷された朝日新聞阪神支局襲撃事件から30年になるのを前に、記者が攻撃されたギリシャやフィリピン、メキシコ、香港で取材した。

■ギリシャ、黒覆面の男が…
 昨年2月、ギリシャの首都アテネ。中心地の大通りを、年金カットに抗議する人たちが進んでいく。取材していたラジオ局「アテネ9・84」の記者、ディミトリス・ペロスさん(40)は列にいた黒覆面の男に、記者かどうか尋ねられた。
 「そうだ」と答えると、「こいつはジャーナリストだ!」と指をさされ、突然角材で頭を殴られた。半日後、目を覚ました病院で医師から告げられた。「打ちどころが悪ければ、命を落としていた」
 ギリシャでは2009年、政府による巨額の財政赤字隠しが発覚。それが引き金になり、経済危機が起きた。政府は欧州連合(EU)などの求めに応じて、歳出削減や年金カットを実行。国民の生活は苦しくなり、失業率も上がった。以降、政府に抗議するデモが頻発するようになった。
 長年放漫な財政を続け、危機を招いた政治家と並び、批判の的になったのはジャーナリストだった。「ジャーナリストが怠慢で真実を伝えなかったから、危機に陥ったと国民は考えている」。ペロスさんは自身への暴行もメディアへの不信感の高まりゆえに起きたと思っている。
 その不信感を裏付けるデータがある。ギリシャの大学などが昨年実施した調査で「ジャーナリストを信頼している」と答えた人はわずか11%だったという。
 事件取材を担当しているペロスさんは、記者を狙った事件をしばしば見聞きする。有名なテレビキャスターが飲食店で殴られた。ボディーガードを付ける記者が増えた。ネットのサイトに名指しで「容赦しない」「覚えておけ」と書き込まれている――そんな話だ。

(中略)

フィリピン、ネットで記者中傷
 「あなたの顔写真が、まるで容疑者みたいにネットにさらされているよ」
 フィリピンの首都マニラで政治を担当する50代の男性記者は昨年、友人から電話で知らされた。過激な発言で知られるドゥテルテ大統領のコメントを、批判的に報じた直後だった。
 フィリピンで政治や事件を書く記者にとって脅迫や嫌がらせは珍しくない。この男性記者もかつて、警察の疑惑を取材中に不審な車につけまわされたり、反政府組織のメンバーに「お前の自宅は知っている」と警告されたりした。
 ドゥテルテ政権下で目立つのが支持者によるネットでの攻撃だ。
 「無責任な記者を処罰せよ」。男性記者はそんなメッセージとともに顔写真をさらされた。フェイスブックが何者かに乗っ取られ、自分の写真が「ドゥテルテは私たちの大統領だ」というロゴに替えられた。

続きはソースで
こいつは記者だ!頭に角材 報道に敵意、世界で噴き出す
http://www.asahi.com/articles/ASK4T674ZK4TPTIL02B.html

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