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【軍事政策】 冷戦2.0  安倍首相は賛成なのか?

1 :擬古牛φ ★:2017/04/20(木) 17:12:55.78 ID:???
★冷戦2.0  安倍首相は賛成なのか?

安倍首相との会談でペンス米副大統領は、「平和は力によって達成される」と述べた。
もしこれが新米政権の外交ドクトリンならば、自信を持ってこう言えるだろう。「冷戦」2.0は始まった、と。

米国のシリア攻撃は、安倍首相のモスクワ訪問を単なる形式的なものに変えてしまう?

安倍首相との会談始めにペンス副大統領は、「我々は日本同様、国として平和を常に求めている。
しかし、あなた方や米国が知っているように、平和は力によって達成され、我々は地域の平和と安全のため、
日本と他の同盟国とともに、強く立っていく」と述べた。

本質的にペンス氏は、「冷戦」のマニフェストとして考えられている、チャーチル英首相が1947年に行った、
「鉄のカーテン」で有名なフルトン演説の主要な命題を繰り返している。

チャーチル元首相は同演説で、「英国の人口が世界中の空、海、科学、産業、道徳的力を含む協力を持って
米国の人口に加わるならば、野心や冒険への誘惑を提供する、ぐらぐらして不安定なパワーバランスは出てこないだろう」と述べた。

チャーチル元首相は米国に、欧州外交をほぼ3世紀支配してきたパワーバランス・ドクトリンを放棄し、
ソ連と対抗するために当時の核兵器独占状態を利用するよう呼びかけた。
力の立場からの政策は軍拡競争と核戦争の瀬戸際での瀬戸際外交を導いた。
核戦争の危機はキューバ危機で最も深刻だったが、それは唯一のエピソードとは程遠かった。

現在、ペンス氏は、核の時代の世界における戦略的安定の原則に基づいた軍事分野での均衡と平等な安全保障という先の原則を否定している。
さらに、第2次世界大戦後、米国はその軍事力における圧倒的優位性にも関わらず、参戦した大規模な地域戦争5つのいずれでも、
容認できるような政治的結果を掴み取ることはできなかった、という事実はどうやら無視されているようだ。
その地域戦争とは、朝鮮半島、ベトナム、アフガニスタン、イラク、リビアであったものだ。

形式的にはペンス氏の発言は北朝鮮の政策、ロシアのラブロフ外相が表現したところの「核の冒険的な動き」への反応のように響く。
しかし実際にはこの発言は地域の各地域での平和維持問題における米国のアプローチに賛成しない者全てに向けられたものだ。
それは第一にはロシアと中国である。

ペンス副大統領の発言への安倍首相の最初の反応は、どちらかと言うと当たり障りのないものだった。
安倍首相はペンス氏を招いての昼食会の挨拶で、「外交的に、そして平和的に解決をしていかなければいけないことは当然」と述べたのだ。
しかし、日本に代わりはあるのか?ペンス氏は、「われわれは100パーセント日本と共にある」と安心させるように述べた。(続く)

Sputnik https://jp.sputniknews.com/opinion/201704203555176/

続きは>>2-4

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