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【食】納豆のたれを入れるのは混ぜる前か後か、「孤独のグルメ」で激論再燃。納豆連合会は「混ぜ方は各人のロマン」
- 1 :記憶たどり。 ★:2017/04/18(火) 10:43:05.55 ID:CAP_USER9.net
- https://www.j-cast.com/2017/04/18295825.html
ほかほかと湯気の立ち上る白いご飯に、よくかき混ぜた、ねばねばの納豆をだらり。
茶碗に口をつけ、がっとかきこむ――思わずお腹が減ってくるそんな食べっぷりを披露したのは、
ドラマ「孤独のグルメ」(テレビ東京など)で井之頭五郎役を演じる松重豊さんだ。
ところがその「ゴローちゃん」の食べ方をめぐり、一部から激しい「反論」が上がっている。
いわく、「納豆を混ぜる前に、たれをかけるとは何事か」。はたして、正解はあるのか?
■「混ぜる前に醤油入れちゃダメなのよ納豆は!」
ドラマの場面を確認してみよう。2017年4月15日放送のシーズン6・第2話で、
朝食のため五郎が足を踏み入れたのは、市場の小さな食堂だ。
ごはんのおかわりを頼んだ五郎は、やおら袖まくりして、醤油を納豆に垂らすと、
「納豆は混ぜたら混ぜただけ答えてくれる」――と内心つぶやきながら、真剣な面持ちで
かき混ぜ始める。出来上がった納豆ごはんを口に頬張り、ご満悦の表情で、
「白飯と相思相愛、しっかり仕事する納豆は、朝飯に欠かせない名脇役だ」。
ところがこの食べ方に、視聴者からは、
“「五郎さん、納豆を混ぜる前にしょうゆかけてるよ」
「私たちは分かり合えないw」
「混ぜる前に醤油入れちゃダメなのよ納豆は!」
といったつぶやきが少なからず上がった。
■「美味しんぼ」での見解は
えっ、そうなの!?――と、記者は驚いた。生まれてこの方、基本的に「混ぜる前」に
たれや醤油を入れてきたからだ。
試しにJ-CASTニュースのツイッターアカウントでアンケートを取ってみると、60%が「混ぜる前」で、
「混ぜた後」は30%に過ぎなかった(122票)。なんだ、やっぱり「混ぜる前」が多数派なんじゃないか
――と思いきや、あの「美味しんぼ」の主人公・山岡士郎は作中でこう熱弁している。
“「納豆にいきなり醤油をかけてどうするんです! まずよくこねて、白い糸が全体をくるむように
なって、初めて醤油を入れる。いきなり醤油をかけちゃったら、納豆のうまさなんか出ませんよ」
そんなに違うものだろうか。実際に試してみることにした。まずはいつも通り、たれをかけて30秒ほど
かき混ぜる。うん、滑りが良くて混ぜやすい。一方、たれを入れずに混ぜてみると、先ほどとは
明らかに手ごたえが違う。力を入れてやはり30秒ほど混ぜ続けると、よりネバネバが強く、
球状に固まった納豆が出来上がった。
味の方も、確かに「混ぜた後」の方が、納豆らしいうまみは強い気がする。しかし「混ぜる前」の方も、
たれの味がよく馴染んでいて、こっちはこっちでありのようにも思える。
- 2 :記憶たどり。 ★:2017/04/18(火) 10:43:16.79 ID:CAP_USER9.net
- ■納豆連合会は「混ぜ方は各人のロマン」
J-CASTニュースは4月17日、全国納豆協同組合連合会の広報担当者に尋ねてみた。
担当者は「よく聞かれるんですが......」と苦笑しつつ、連合会会長で「鎌倉山納豆」の野呂食品代表・
野呂剛弘さんの動画を紹介してくれた。動画で紹介されていた混ぜ方は、以下の通りだ。
“「まずたれなどは入れず、そのまま40回ほど混ぜる→薬味を入れて20〜30回混ぜる→
たれを入れて軽くかき混ぜる」
とすると、「混ぜる前」が正解? ところが広報担当者は、「会としてはこれが正解、という
混ぜ方は決めていません」という。その理由は――
“「納豆の混ぜ方には、各人のロマンがあるのです。議論するのはいいですが、それを壊すのは
おこがましいこと。答えがないのが、答えなのです」
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