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【地域】あっと云う間に場がしらける。福岡ではやっていけない『タブー』の数々

1 :記憶たどり。 ★:2017/04/14(金) 11:18:36.82 ID:CAP_USER9.net
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170414-00010000-qbiz-bus_all

福岡ではやってはいけない“タブー”がある。宴席の締めにたたく「博多手一本」には
独特の間があり、全国的な一本締めに慣れた人のミスを誘う。みんなで歌う
「祝いめでた」も斉唱するタイミングがある。間違えても「仕事や取引には影響せんよ」
(地場経営者)と言いながら、「場がしらける」(別の経営者)との証言もあるため、
転勤や就職で福岡市に転入した後は、極力覚えた方がよさそうだ。

■失敗に失敗を重ねる

福岡市内の夜の歓楽街。一人の新入社員を迎えたある職場の歓迎会が行われていた。

「もう楽しい人が入ってくれてよか〜。これから頼むよ」。上司の中年男性が
若い新人男性の手を両手で包んだ後、背中をぽんとたたいて期待を込めた。

ところが、この後、優しい上司の表情が一変することになる。

宴席を締めくくる博多手一本に移行したときのことだ。上司の音頭で、
職場のみんなが手拍子を打った。

よーお(パン、パン)
もひとつ(パン、パン)
祝(いお)うて三度(パ、パン、パン)

その時だ。パン…と、最後に1回、余計な手拍子が響いた。新人だった。
関東出身で一本締めに慣れていたせいか、最後に「パ、パ、パン、パン」と
手拍子を4回たたいたのだった。

博多手一本の最後の手拍子は3回。この独特の「間」を読めず、福岡に転入してきた
多くの市外者たちが“ワナ”にはまってしまう。

失敗を取り繕おうとした男性は、さらなる失敗を招いてしまう。次の発言だ。

「あの、もう一度やらせてください…」
上司が険しい表情になって言った。
「博多手一本は、やり直しがきかんったい」
二度繰り返すのは「縁起が悪い」とされている。

■福岡の象徴的シーン

この場面は、「博多手一本に、やり直しはない」という題名の動画作品だ。
福岡フィルムコミッション(FC)が主催した都市PR企画(福岡ワンミニット・フィルム・
コンペティション)で、2013年の優秀作品賞を受賞した。

脚本を担当した新聞社勤務の男性(ペンネーム・げこげこ大王28世)は、これまで何度も
目撃してきたという博多手一本のミスの場面を、「福岡の象徴的なシーンとして作品にした」と語る。

「支店経済」とされる福岡市には、九州支店や福岡営業所など大手企業の出先がひしめく。

ある支店長は「着任した3年前、前任者から引き継ぎの飲み会でいきなり博多手一本を
やらされて失敗し、みんなに注目された。私も後任に同じことをしたい」と打ち明ける。
恥をかいた分、「習得も早かった」らしい。

福岡の歴史や習慣を解説する「福博講座」の講師、斉藤寛さん(51)=三好不動産経営企画課長=
は「支店長クラスなどエグゼクティブ層は博多手一本の前に歌う『博多祝い唄(祝いめでた)』の
サビも覚えた方がいい」と助言する。

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