【お金返します貰います】長野県、補助金を不正に受け取っていた森林組合が33年かけて返還すると言うので補助金交付再開へ

水星虫 ★

大北森林組合への補助金再開へ

＊ソース元にニュース画像あり＊

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/1014951261.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

長野県は、一連の不正受給問題を受けて停止していた大北森林組合への補助金の交付について、
組合側の不正防止や経営改善の体制が整ったとして、来年度から再開することを決めました。

大町市にある大北森林組合をめぐって、長野県は、組合が国や県の補助金を不正に受け取っていたとして、
不正が発覚したおととし１月に組合に対する補助金の交付を停止していますが、
組合がことし１月、不正に受け取った補助金を３３年かけて返還するなどとした
新たな計画を提出したことから、内容が妥当かどうか検討を進めていました。

その結果、組合の計画は、事業ごとに役員の責任の分担が明確になっているほか、
計画に盛り込まれている新規事業が順調に進めば一定の収入も見込めることなどから、
不正を防ぎ経営を改善する体制が整ったとして、新年度から
およそ２年ぶりに補助金の交付を再開することを決めました。

これについて、長野県林務部は
「地元の市町村長からも地域の森林整備に向けて、補助金の交付再開を要望する声があった。
組合の計画の内容から内部の管理体制が改善され、補助金の不正受給のおそれはなく
適正に事業が実施されると判断したが、今後も補助金の運用が適正に行われているかチェックしていきたい」
とコメントしています。

ただ、不正受給の当事者であった大北森林組合に対する補助金の交付の再開には慎重な意見も多いことから、
今後、県には、組合に対するより厳しい監視やガバナンスの強化が求められることになりそうです。

一方、この問題で県は、組合の役員や県職員などの関係者に対する損害賠償請求の是非を検討するため、
弁護士などで作る新たな委員会を設置することにしています。

03/23 16:28