【社会】「名刺見せたら観光施設1割引」現役横須賀市長が謝罪　以前から公職選挙法に抵触するとの指摘を受けていた

環境破壊ちゃんφ ★

名刺提示で1割引き　現役市長が謝罪
フジテレビ系（FNN） 3/21(火) 20:14配信

名刺を提示すれば1割引き。割り引き名刺をめぐり、現役市長が謝罪した。
市長の名刺の裏に書かれていたのは、「見せれば市内の観光施設で
割り引きが受けられる」といううたい文句。

以前から公職選挙法に抵触するとの指摘を受けていたが、6年以上も使い続けていた。
神奈川・横須賀市の観光サービスが10%割引になると記載された名刺。
そこに書かれていた名前は、吉田雄人横須賀市長。
吉田市長は「率直に、これは反省をして、すぐに使用を中止いたしました」と語った。

吉田市長は、この観光船の割り引きサービスをうたった名刺を作成し、配っていたが、
21日、これを中止するとして謝罪した。
この名刺以前から、問題が指摘されていた。
それが、公職選挙法違反の可能性。

吉田市長が、問題の名刺を使用し始めたのは、初当選した翌年の2010年12月。
当時、市長側から、選挙管理委員に公職選挙法に抵触しないか、相談があったという。
横須賀市選挙管理委員会は、「名刺、もしくはそのコピーを持参していた。
寄付の禁止にあたるおそれがあると伝えた」としている。

市の選挙管理委員は、有権者である市民にこの名刺を配れば、
公職選挙法が禁止している寄付行為にあたるおそれがあると指摘。
しかし、吉田市長は、名刺を使い続け、これまでにおよそ2,600枚配ったという。
吉田市長は、「選管の方に、その記録が残っているということがわかりましたので、
今となったらですけど、やはり、やめるべきだったと反省をしています」と語った。

2009年に初当選し、現在は2期目の吉田市長。
2013年には、横須賀のどぶ板通り商店街で、円だけでなく、
アメリカドルでも飲食や買い物をすることができる「横須賀ドル旅祭り」を企画するなど、
精力的に活動していた。

今回問題となった名刺で、どんな割引サービスが受けられるのか。
アメリカ海軍や海上自衛隊の艦艇を観光船から眺める「YOKOSUKA軍港めぐり」が、1,400円から、1,260円に。
また、猿島への渡船料1,300円が、1,170円と、10%割引になるという市長の名刺。
なぜ、こんな名刺を作ったのか。

吉田市長は、「観光や施設をPRするために作った名刺でしたが、
今回、それがいきすぎたところがあり、深く反省をしています」と語った。
今回の問題に対し横須賀市民からは、「よくないですよ、そういうことは」、
「誰が考えてもいけないこと。(みんな同じルールで?)そう! 平等で」などの声が聞かれた。
吉田市長は、今から名刺を回収することは現実的ではないため、
割り引き制度を利用できないようにするとしている。
最終更新:3/21(火) 20:14Fuji News Network

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20170321-00000091-fnn-soci

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