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【社会】「半年給料なし。仕事保証なし」西陣織職人の「弟子募集」はブラックなのか

1 :和三盆 ★:2017/03/18(土) 15:36:56.30 ID:CAP_USER9.net
伝統工芸の職人と弟子の関係は「ブラック労働」にあたるのか――。京都の西陣織職人がツイッターで弟子を募集したところ、その求人条件が「ひどすぎる」としてインターネット上で批判を浴びる騒動があった。

 実際、今回問題となった募集ツイートでは、「最初の半年間は給与が出ない」「その後の仕事も保証できない」などと説明していた。いったいなぜ、こうした厳しい条件で弟子を募集することになったのか。J-CASTニュースは、募集を出した職人に「投稿の真意」を尋ねた。

■「ブラックと言われれば、その通りかもしれません」

 今回、ツイッターで弟子を募集したのは、伝統工芸士の資格を持つ西陣織職人・佐々木英人さん(45)だ。京都市内の工房で制作した西陣織の帯や小物を、「りんどう屋」というネットショップで販売している。

 そんな佐々木さんは2017年3月13日、ツイッターに次のような募集文を投稿した。

 こうした投稿に対し、ネット上では「ブラック企業以下」「やりがい搾取もいい加減にしろ」などと批判的なリプライ(返信)が殺到。なかには、「もう滅べばいいんじゃない」と痛烈な意見を寄せるユーザーも出るなど、いわゆる「炎上状態」となった。

 いったいなぜ、こうした募集ツイートを寄せたのか。佐々木さんは15日のJ-CASTニュースの取材に対し、

  「タダで労働させようという意図は一切なかったんです。実際、私はいまも1人の弟子を抱えていますが、彼女には自分の都合を優先して貰い、自由に来て貰っています。どちらかといえば、習い事のように捉えて頂きたかったんです」

と話す。弟子を募集する媒体にツイッターを選んだ理由については、「より若い人に興味を持って頂ければ、そういう思いもありました」と説明する。

 ただ、ネット上で寄せられた労働条件への批判については「否定できない」という。佐々木さんは「ブラックと言われれば、その通りかもしれません」と認めた上で、

  「私自身の仕事を振り返っても、朝も夜も無く働いていますし…。改善したいとは思っているのですが、弟子に最初から賃金を払うというのは、ちょっと今の状況では難しいです」

と苦しい現状を明かした。
 いったいなぜ、西陣織の職人はそこまで厳しい状況に置かれているのか。その理由について、佐々木さんは「伝統工芸特有の『年金問題』が原因の一つです」と漏らす。

  「いま、西陣織の職人の平均年齢は75歳程度です。こうした熟練の職人は、もう年金を貰っていますよね。そこで起きたのが、年金の支給額を踏まえた上で『工賃』が決まるといった現象なんです」

 佐々木さんによれば、こうした動きによって西陣織全体の工賃の相場が大きく下がることになった。その結果、「西陣織だけでは家族を支えていくことができない」と判断した40〜50代の職人が、次々と転職するという動きが出た。

続きはWebで
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170318-00000001-jct-soci&p=1

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