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【愛知】設楽で石仏盗難多発 半年で3体 [03/15]

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2017/03/15(水) 11:31:15.92 ID:???
★設楽で石仏盗難多発 半年で3体
2017年3月14日

設楽町内で、石仏が次々に姿を消している。ここ半年間だけでも、一八六〇(万延元)年に
建立された神田(かだ)地区の「田代の行者像」など三体が行方不明になった。
周囲の状況から、いずれも盗難に遭ったとみられる。町文化財保護審議会は、
盗難防止の看板設置など対策に乗り出すことを決めた。

石仏調査を続けている保護審委員の加藤博俊さん(63)は昨年十二月、旧海老街道沿いの
岩の上に立っていた田代の行者像がなくなっているのに気付いた。台座だけが残っており、
周囲の斜面には石仏を引きずり下ろした痕跡があった。

小松地区の塞神(さいのかみ)もなくなった。一六八四(天和四)年の作と推定され、
合掌する夫婦の像が彫られていた。田内(たない)地区では庚申(こうしん)塔が姿を消した。
年号や碑文は刻まれていないが、昔の民間信仰の姿を伝える貴重な石仏だったという。

二十年ほど前、町教委が行った調査によると、町内(旧津具村を除く)には三千体の石仏が確認された。
このうち、特に歴史的価値が高いとされた五百体について、加藤さんは二〇〇三年から現地を調べ、
詳細なデータを作成している。

これまでに調べたのは、二百体前後の庚申塔や塞神、行者像、不動尊。
「まだ調査途中だが、相当数が姿を消している」と語る。

過疎化が進み、管理が行き届かなくなっている町内の石仏。二月に開いた保護審の会合では
「貴重な文化財が消滅してしまう」「何らかの手だてを講じなければいけない」と危惧する声が相次いだ。

当面の対策として、保護審は町教委に依頼し、看板を立てることにした。
かつて絶滅危惧種の植物の群落に「町教委管理」の看板を設けたところ、
盗掘が減ったことから、一定の抑止効果はあるという。

http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20170314/CK2017031402000054.html

田代の行者像=設楽町で(加藤さん提供)
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20170314/images/PK2017031402100003_size0.jpg

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