【国際】金正男殺害：容疑者の女2人、素手に毒物塗って犯行か

砂漠のマスカレード ★

北朝鮮の金正男（キム・ジョンナム）氏が13日にマレーシアのクアラルンプール国際空港で殺害された事件で、
容疑者の女2人は素手に毒物を塗った状態で正男氏の顔に直接手をこすり付けており、毒物による攻撃であることをあらかじめ認識していた可能性が高いことが分かった。
マレーシア警察が22日（現地時間）、明らかにした。

マレーシア警察のハリド・アブ・バカル長官はこの日の記者会見で「監視カメラの映像では、容疑者の女2人は両手を広げたままトイレに直行する様子が確認できる。
2人は手に塗ったものの毒性についてよく分かっていたため、手を洗いに行った」と説明した。

マレーシア警察は犯行の詳細な手口についても公開した。
犯行前に、容疑者の男1人が女2人の両手に毒物を塗ると、インドネシア人のアイシャ容疑者が先に前方から正男氏に近づき、顔に毒物のついた自分の手をこすり付け、
さらにベトナム人のフオン容疑者が背後から近付いてもう一度正男氏の顔に自分の手をこすり付けた。

これまで犯行には毒薬スプレーや毒物を染み込ませた布が使われたと考えられていたが、
バカル長官は「手袋もはめず素手で毒物を被害者の顔に塗った」と説明した。毒物の種類はまだ特定されていないという。

容疑者の女2人は犯行の前に、クアラルンプール市内の大型ショッピングモール「パビリオン」と「KLCC」で何度も練習をしていたことも分かった。
バカル長官は「われわれは、犯行が計画されたものであり、女たちが事前に訓練を受けていたと強く信じている」
として「女2人は単なる『いたずら』だと思っていたと話しているが、それはあり得ない」と述べた。
マレーシア警察はこの日、女2人に対する拘留措置を7日間延長した。

http://news.livedoor.com/article/detail/12709472/
2017年2月22日 23時11分朝鮮日報