【鉄道】箱根登山鉄道　「１１０号」６０年の歴史に幕　１２日に撮影会やグッズ販売

1 ：砂漠のマスカレード ★：2017/02/07(火) 11:37:45.07 ID:CAP_USER9.net

昭和３２年にデビューし、６０年間にわたって利用者に愛されてきた箱根登山鉄道（神奈川県）の車両「１１０号」が１２日に引退する。

同鉄道ではさまざまなタイプの車両が投入されているが、丸いライトの外観と「ガタゴト」と音を立てながら箱根山の急勾配を登る姿に愛着を持つ古くからのファンも多く、
引退を惜しむ声もあるが、いよいよ現役としての役割を終える。

同鉄道での運転開始は昭和３２年だが、車両自体は、昭和２年に製造された東洋工機製「チキ２形」（当時は木造電車）を再利用したものという。
全国的にみても東洋工機製の車両はほとんどないといわれており、貴重な車両といえる。

運転手からは「いくつかある旧型車両の中でも、１番『クセ』がなく、運転しやすい車両だった」といった声や、
「かつては運転席と客室の間に壁がなく、車内の雰囲気が伝わってくるような電車だった。
運転席の後ろにいる子供の歓声が聞こえたりするとうれしかった」という声も上がるなど、乗客だけでなく、関係者にも愛される車両だった。

また、平成５年に登山鉄道が３両編成の運転を開始した際や、１１０周年記念イベント時のイベント列車として活躍するなど、節目となるイベントと縁のある車両でもあったという。

２月１２日は、午後１時１３分の強羅駅発、箱根湯本駅行きの「さよなら１１０号貸切電車」の運行をもって営業運転を終了する。
強羅駅では、撮影会やグッズ販売、箱根湯本駅でも撮影会を行う。この貸し切り列車には抽選で選ばれた６０人が乗車することがすでに決まっている。

http://news.livedoor.com/article/detail/12641082/
2017年2月7日 11時2分 産経新聞

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https://www.youtube.com/watch?v=5kARjemvecE
箱根登山電車 モハ2形 110号（旧塗装）＋109号 宮ノ下駅入線