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【国際】中国空母が台湾を1周  蔡政権を牽制

1 :愛の世代の前に ★:2017/01/12(木) 14:37:20.62 ID:CAP_USER9.net
台湾の国防部は、先月初めて太平洋に出た中国海軍の空母が台湾海峡を北に向かって航行していると発表し、
台湾の周りを1周した形となったことから、現地のメディアは、
中国が「1つの中国」の考え方を受け入れていない蔡英文総統をけん制したという見方を伝えています。

台湾の国防部は、中国海軍の空母「遼寧」が11日朝、台湾海峡の中間線の西の海域を北に向かって航行していると発表し、
日本時間の午後8時の時点では、中国の福健省の沖を北上しているということです。
このあと北上を続けて中国の基地に入ると見られるということで、台湾の国防部は監視を続けています。

空母は先月25日に沖縄本島と宮古島の間を通過して初めて太平洋に出たあと、台湾とフィリピンの間のバシー海峡を通って南シナ海に入り、
艦載機の発着を伴った本格的な訓練を行っていました。
およそ3年前にも台湾海峡を通過したことがありますが、今回は台湾の周りを1周した形となります。

中国は、「1つの中国」の考え方を受け入れていない蔡英文総統が先月、アメリカのトランプ次期大統領と異例の電話会談を行ったことや、
今月7日、中米諸国の訪問に先立ってアメリカに立ち寄ったことに神経をとがらせていて、
台湾のメディアは、中国が空母を使って蔡政権をけん制したという見方を伝えています。

・中国外務省「正常な行為」

中国外務省の劉振民次官は11日に北京で行った記者会見の中で、「台湾海峡は中国大陸と台湾の間の国際海峡であり、
『遼寧』が訓練の過程で台湾海峡を行ったり来たりするのは正常な行為だ。中国と台湾の関係に何ら影響を及ぼすことはない」と述べて
、正当な訓練だと強調しました。

・専門家 “台湾問題で絶対譲歩せず”示したか

中国海軍の空母が台湾の周りを一周するように航行したことについて、中国の防衛駐在官を務めたことがある専門家は、
アメリカのトランプ次期大統領の就任を前に台湾問題では絶対に譲歩しないという強い姿勢を示したと見られると指摘しています。

元海上自衛官で、中国の防衛駐在官を務めた東京財団の小原凡司研究員は、中国の空母について、「実際に戦闘に使うというよりも、
他国に対して圧力を示し、有利な地域情勢を作り出すことによって、自国の経済利益などを守ろうという狙いがあると見られる」と指摘しています。

そして、今回、空母が台湾の周りを一周するように航行したことについては、1996年に中国がミサイル演習をした際、
アメリカが空母2隻を派遣した「台湾海峡危機」が背景の1つにあると指摘したうえで、
「『台湾海峡危機』は中国にとって大きなトラウマになっている。

こうした中でアメリカのトランプ次期大統領が『1つの中国の考え方を認めるかどうかは、
経済問題で中国が譲歩するかどうかだ』という趣旨の発言をしていることに、中国は危機感を強めていて、トランプ氏の大統領就任前に、
台湾問題では絶対に譲歩しないという強い姿勢を示す目的があったと見られる」と指摘しています。

そのうえで、「中国が台湾問題以外でアメリカに何らかの譲歩した場合は、その分をほかで取り戻すため、
日本にとって不利な地域情勢が中国によってつくられる可能性がある。
中国がアメリカにどのように対応するのか注視する必要がある」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170111/k10010835131000.html

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