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【真珠湾攻撃】「役立たず」「職務怠慢」だとして降格された米海軍提督、未だ名誉回復せず [12/06]

1 :ちゅら猫φ ★:2016/12/06(火) 13:12:09.10 ID:???
★真珠湾攻撃の責め負う米海軍提督、未だ名誉回復せず
ウォール・ストリート・ジャーナル 12/6(火) 10:17配信

――筆者のアンソニー・サマーズ、ロビン・スワン両氏は「A Matter of Honor: Pearl Harbo
r―Betrayal, Blame, and a Family’s Quest for Justice(名誉の問題:真珠湾−裏切り、
糾弾、そして一族の正義への希求)」をハーパー・コリンズ社から出版した

***

12月7日(日本時間8日)は日本軍による真珠湾奇襲攻撃75周年に当たる。
こうべを垂れて犠牲者を追悼する米国人も少なくないだろう。1941年12月のこの攻撃は、
米国を第2次世界大戦に巻き込んだ出来事だった。しかし、ある米国人一族にとって、
この日は奇襲攻撃に端を発した個人的なドラマの中で、もう一つの悲しい一里塚になるだろう。

彼ら一族は、奇襲攻撃された時の米太平洋艦隊司令長官だったハズバンド・キンメル
海軍大将(提督)の孫たちと親戚だ。真珠湾攻撃のあと、キンメルは、ハワイ方面陸軍
司令官だったウォルター・ショート陸軍中将とともに、奇襲攻撃を受けた責任と不名誉を
問われた。キンメルは司令長官を解任され、4つ星(大将)から2つ星(少将)へと2階級
降格されるとともに、退役を余儀なくされた。大統領委員会は短い調査の後、
キンメルとショートを「職務怠慢」で有罪とした。

当時、キンメルとショートを軍法会議にかけるよう求める声が広がっていた。
また2人にはヘイトメール(憎悪の手紙)が殺到し、公人からも厳しく攻撃された。
下院軍事委員会の委員長は2人の処刑すら要求した。ある引退した巡回裁判所
(連邦高裁)判事はキンメルに手紙で、「あなた自身にとっても米国民にとっても
何の役にも立たない」とし、自害すべきだと書き送った。

それはキンメルにとってつるべ落としとも言える凋落だった。当時のフランクリン・ルーズベルト
大統領は奇襲攻撃に先立つ1941年初め、「われわれの時代の最も偉大な海軍戦略家の一人」
と彼を称賛していたからだ。キンメルは奇襲攻撃後、軍法会議を求め、自分自身を弁護しようとしたが、
無駄だった。彼は1968年に死去するまで、8回の調査を通じて汚名をそそぐべく戦った。

当初の大統領委員会は、真珠湾攻撃前にキンメルがショートと相談したり協力したりするのを怠り、
状況の深刻さを適切に評価していなかったと結論した。しかしキンメルは責任感をもってショートと
連絡し合い、自身に入手できる情報に照らして誠実に(日本軍の攻撃の可能性への対応を)
準備していた。1944年、海軍査問裁判所は、職務怠慢はもちろん、どんな怠慢もなかった
としてキンメルを事実上無罪とした。しかし、いったん糾弾の的にされると、それがついて回った。

(44年、これと並行して行われた陸軍の査問委員会は、ショートに対して、もっとまちまちの
評決を下した。つまり彼は戦争準備を十分にしていなかったが、陸軍が適切な情報を与え
続けることをせず、真珠湾攻撃直前にも決定的な情報を提供しなかったというものだった。
同委員会は彼を懲戒処分とするよう提案しなかった)。

実際は、真珠湾攻撃を受けてしまった米側の責任の大きな部分は、ハワイの司令官たちではなく、
首都ワシントンにいた将官たちが負うべきものだった。1941年を通じてキンメルは偵察機や
兵員をもっとよこすようワシントンの海軍本部に何度も求めていたが、同本部は彼の要請に
応じなかった。応じていれば、日本の攻撃機動部隊がハワイに接近した時、
これを察知していたはずだった。

もっと悪いことに、ワシントンは、真珠湾が攻撃される公算が大きい標的の一つであることを
示す情報を回すのを怠っていた。つまり日本の攻撃プランがあると現場に警戒させたはずの
情報で、それをキンメルに渡すのを拒んでいたのだ。ワシントン(とりわけ海軍作戦部長だった
ハロルド・スターク提督)の攻撃前の数時間の逡巡と無能ぶりは際立っており、土壇場の
警告ですら、真珠湾攻撃が始まって8時間後までキンメルに到達しなかった。

(以下リンク先で呼んでください)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161206-00011845-wsj-int

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