【社会】NHK籾井会長の「再任反対派」が活発化　元朝日、元毎日が名前連ねる　「安倍政権を支持しているのは精神疾患の青年だけ」と佐々木江利子氏 [11/17]

ちゅら猫φ ★

2016.11.17 12:00
★【ＮＨＫ考】籾井勝人会長「再任反対派」が活発化　元朝日、元毎日が名前連ねる　「昭和天皇に有罪」の元ＮＨＫ「退職者」グループも

ＮＨＫの籾井勝人会長の任期が来年１月で切れ、最高意思決定機関の経営委員会が
次期会長選考を進めていることに伴い、籾井氏の再任に反対する学識経験者や元職員ら
市民団体の活動が活発化している。１０月３１日には、メディア研究者らが東京都内で
記者会見を開き、籾井氏について「公共放送のトップとして不適格」と主張。
会長選考の透明化を訴える一方、唐突に安倍政権批判を展開する出席者もいた。

■「社会が彼を追い詰められなかった」

「新聞、メディア自体にも弱みがある。３年間、あれだけ（言動をめぐって）厳重注意された方
（籾井氏）が居座れる。社会全体が、彼（籾井氏）を追い詰められなかった」

呼びかけ人の一人、立教大の服部孝章名誉教授は会見でそう語った。

服部氏らはこの日、会長の任命権を持つＮＨＫ経営委に、籾井氏の再任反対と選考過程の
透明化を求める要望書を提出。呼びかけ人は、上智大の田島泰彦教授ら１７人。
賛同者には、映画監督の森達也氏や想田和弘氏のほか、ＮＨＫや朝日新聞、毎日新聞の
元記者ら９０人近くが名を連ねた＝文末に一覧表。

要望書では、籾井氏が３年前の就任時に述べた「政府が右ということを左とは言えない」などとする
言動を問題視。経営委が籾井氏を３度にわたって注意したことを「ＮＨＫの歴史に刻まれた『汚点』」
とした上で、経営委について「安倍政権の利益の代弁者」などと批判。経営委による選考過程が
「ブラックボックス」として、公募制の導入を求めた。

■安倍政権支持者は「私の周りに誰もいない」

一方、会見では、ドイツを引き合いに出すなどして日本政府に疑義を呈する出席者も目立った。

http://www.sankei.com/premium/news/161117/prm1611170002-n1.html

元ＮＨＫ経営委員で、国立音楽大の小林緑名誉教授は「東京電力福島第１原発事故後、
原発推進的だったドイツは、倫理的なメンバーで構成した委員会の決定によって脱原発に舵を切った。
そういうことを、どうしてドイツが大好きな日本の政府がまねしないのか」と主張。脱原発を主張したいのか、
ＮＨＫに絡んだ主張なのか真意は不明だが、恐らくＮＨＫ経営委に「倫理的なメンバー」を増やすことを
訴えたかったとみられる。

また、児童文学作家の佐々木江利子氏は、今回の呼びかけ人に複数の児童文学作家が加わって
いることについて問われ、「児童文学の方で、安倍政権に賛成している人は誰一人、見たことがない。
日本の過半数が賛成していると聞いていたが、私の周りに誰もいない。唯一会ったことがあるのが、
精神疾患を持っている青年。世間とのギャップを感じています」などと唐突に述べる場面もあった。

次期会長選考をめぐってはこのほか、東大の醍醐聡名誉教授らが中心となり、
籾井氏の再選に反対する署名運動も行われている。

また、ＮＨＫの「退職者有志」も活動を活発化。１１月２１日には東京・渋谷のＮＨＫ放送センター
前で集会を開く予定で、元ＮＨＫディレクターの池田恵理子氏らが街宣車からリレートークを
展開するという。池田氏は、ＮＨＫで慰安婦に関する番組制作に携わり、昭和天皇に「有罪」
判決を下した「女性国際戦犯法廷」なる模擬裁判にも関わった。

http://www.sankei.com/premium/news/161117/prm1611170002-n2.html

一方、経営委の石原進委員長は１１月８日の委員会後、一連の“反籾井派”からの要望書について、
「法律に則り、経営委できちんとした手続きを踏んでいる。資格要件にふさわしい会長を選ぶ」と記者団に述べた。

◇

１０月３１日、ＮＨＫ経営委員会に籾井会長の再任に反対する要望書を提出した呼びかけ人と
賛同者は次の通り（同日午前１０時時点）。（以下リンク先で呼んでください）

http://www.sankei.com/premium/news/161117/prm1611170002-n3.html

【社会】NHK籾井会長の「再任反対派」が活発化 元朝日、元毎日が名前連ねる 「安倍政権を支持しているのは精神疾患の青年だけ」と佐々木江利子氏 [11/17]

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