【経済】ＮＹ円、１ドル＝105円20～30銭、一時３カ月ぶり安値　[10/28]

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【ＮＱＮニューヨーク＝森田理恵】27日のニューヨーク外国為替市場で円相場は４日続落し、前日比80銭円安・ドル高の１ドル＝105円20～30銭で終えた。一時、105円35銭と７月29日以来３カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。米金利が急上昇し、日米金利差の拡大を見越した円売り・ドル買いが優勢だった。

　早朝の米債券市場で長期債が売られ、10年物国債の利回りが一時、５カ月ぶりの高水準に上昇した。日本国債の利回りが低水準にとどまるなか、日米金利差の拡大が円売り材料として意識された。

　米国内で発表された経済指標も円売り・ドル買いの流れを支援する内容だった。９月の耐久財受注額は微減だったものの８月分は上方修正された。９月の仮契約住宅販売指数は市場予想を上回って上昇した。

　28日には７～９月期の実質国内総生産（ＧＤＰ）が発表になる。市場では前期比年率で２％台半ばの増加が見込まれる。米景気の回復ペースがやや加速するとの見方がドル買いにつながった。

　27日の円の高値は104円64銭だった。

　円は対ユーロで４日続落し、前日比70銭円安・ユーロ高の１ユーロ＝114円60～70銭で終えた。

　ユーロは対ドルで３日ぶりに反落した。前日比0.0010ドル安い１ユーロ＝1.0890～0900ドルで終えた。ドル高の勢いがユーロ相場にも波及した。ただ27日はドイツ国債の利回りも上昇しており、ユーロを下支えしたとの指摘があった。

　ユーロの安値は1.0883ドル、高値は1.0942ドルだった。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASM7IAA05_Y6A021C1000000/?dg=1&nf=1

【経済】ＮＹ円、１ドル＝105円20～30銭、一時３カ月ぶり安値 [10/28]

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