【調査】「福岡に生まれてよかった」初めて８割超える　１６年度の県民意識調査

たんぽぽ ★

http://www.nishinippon.co.jp/sp/nnp/f_sougou/article/280270

　県が実施した本年度の県民意識調査で、福岡県内で「生まれて良かった・生活して良かった」と思う割合が「ある程度思う」を含めて８０・５％に上った。前年度より２・５ポイント高く、２０１１年度に調査を始めて以来初めて８０％を超えた。

　地域別は福岡８３・５％（前年度比２・４ポイント増）、筑後７９・１％（０・６ポイント増）、北九州７７・８％（４・４ポイント増）、筑豊７３・３％（１・５ポイント増）だった。

　幸福実感は１０点満点中、平均６・４６点で前年度と同じ。女性（６・６３点）が男性（６・２５点）より高く、女性は６０代を除く全ての年代で県平均を上回った。

　年代別の幸福実感は３０代が最も高く６・９７点、最も低かったのは５０代の６・１８点。「５年前と比較して幸せになっていると思うか」の質問には、５０・３％が「思う」または「ある程度思う」と答えた。

　県に力を入れてほしい施策（複数回答）は「女性が結婚や出産をしても働き続けることができる職場環境づくり」が６８・０％でトップ。前年度から最も増えたのは「住宅、公共施設の耐震化促進」で、９・４ポイント増の２５・７％だった。熊本地震の影響とみられる。

　調査は７月に県内在住の４千人にアンケートを送り、２１７９人から回答があった。結果について県総合政策課は「雇用の数値などが改善しており、県の取り組みの成果が表れているのではないか」とみている。

【調査】「福岡に生まれてよかった」初めて８割超える １６年度の県民意識調査

【調査】「福岡に生まれてよかった」初めて８割超える　１６年度の県民意識調査