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【国際】発端は尖閣紛争?米中戦争はこうして起きる ランド研がリアルに予測 [08/24]

2 :ちゅら猫 ◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2016/08/24(水) 17:35:46.24 ID:???
>>1より

一方、2025年に近い時期に米中戦争が起きた場合は、中国軍が「A2/AD」(接近阻止・領域否定)
戦略の戦闘能力を着実に強化しているので、勝敗の決まらない膠着状態となる可能性が高いとしていた。

■中国軍は日本の米軍基地や自衛隊基地も攻撃

同報告書で特に注目されるのは、米中戦争の勃発と展開に日本が非常に重要な役割を果たすと
強調している点である。具体的には、日本は次のような形で関与する可能性があるという。

・中国は尖閣諸島周辺における日本との対立で、米国の日米安保条約の誓約を過少評価し、
尖閣で日中間の戦闘が起きても米軍は介入しないとみて軍事行動に出る可能性がある。

・中国は米国との戦争になれば、日本の米軍基地や自衛隊基地を攻撃する確率が高い。
その場合、日本はほぼ自動的に米国と共に戦うことなる。

・北朝鮮が中国の「同盟国」として米軍や在日米軍基地にミサイル攻撃を加える可能性がある。
その場合も、日本は米国の味方としての立場を明確にするだろう。

このように同報告書は、米中戦争では日本が最初から米国の同盟国として戦う見通しが強いことを強調する。
日本が集団的自衛権の一部行使を容認したことで、その展望はさらに現実的なものとなったとしている。

■日本の全面支援で膠着状態は米軍有利に

同報告書は、米中戦争の勝敗の帰趨についても日本の動向が決定的な要因になり得るとして、
以下のような点を強調していた。

・米中戦争において、米国の同盟国、友好国の動きはきわめて重要である。
中でも日本の役割は決定的となる。特に2025年近くの米中戦争では、日本の潜水艦、水上艦艇、
戦闘機、ミサイル、情報・監視・偵察(ISR)などの能力は米側にとって不可欠な基本戦力となる。

・米中戦争が長引けば長引くほど、日本の軍事的な対米協力の効果が大きくなる。
日本の支援のおかげで、米軍は他の地域の米軍部隊を中国との戦争に転用する必要が減るだろう。
中国軍にとって、日米連合の部隊と戦うことは困難になる。

・中国軍は2025年頃までには、年来の対米軍戦略の基本である「A2/AD」戦略の能力を大幅に高め、
対米戦を勝敗のつかない長期戦に持ち込むことができるようになる。しかし、日本が米軍を全面支援
することで均衡は変えられ、米軍は有利になる。

■米国の現実的な姿勢を認識しておくべき

以上の日本に関する数々の指摘の中で、「米中戦争が、尖閣諸島をめぐる日中の対立から勃発し得る」
という点は、現在の日本にとってきわめて深刻な意味を持つと言えるだろう。

同時に、米中関係が表面的に経済交流などで協調的、友好的にみえても、水面下では最悪の状態にあり、
米中戦争の発生も想定しているという米国の現実的な姿勢も、日本はしっかり認識しておく必要がある。(了)

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