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【マスコミ】 コメント編集がまかり通る大手メディア・・鳥越俊太郎氏の「費用チェックしていない」 「終戦のとき20歳」をカット

1 :影のたけし軍団 ★:2016/07/19(火) 08:39:43.12 ID:CAP_USER9.net
土壇場で都知事選への出馬を表明したジャーナリストの鳥越俊太郎氏。7月12日に同氏が急きょ開いた記者会見はネット上ですぐに話題になった。

鳥越氏の出馬表明で野党統一候補がようやく決まったからではない。出馬会見で同氏の準備不足が露わになったばかりか、
本当に都政に関心を持っていたのかどうか疑問を抱かせる発言が出たからだ。

にもかかわらず、鳥越氏の出馬会見を報じる大手メディアの多くは都民にとって重要なニュースを伝えずに終わっている。
きちんと伝えていたネットメディアやブロガーとは対照的だった。

12日に鳥越氏が帝国ホテルで開いた出馬会見のハイライトをおさらいしておこう。
元防衛相の小池百合子氏や元岩手県知事の増田寛也氏らの有力対立候補とみられる鳥越氏だけに、大きな注目を集めた。

鳥越氏は会見の冒頭、自らの出馬理由を説明するなかで、次のように語っている(ヤフー「THE PAGE」の会見全文から引用)。

●(少子高齢化問題に触れて)「東京都では若干、出生率はほかのところよりは高いといわれていますけれども、
それでも当然まだ1.4、出生率1.4前後です。これではとても人口を保っていくわけにはいきません」

●(戦争を知る世代であることを強調して)「私は昭和15年の生まれです。終戦のとき20歳でした。
もちろん空襲も覚えています。防空壕に逃げ込んだこともよく記憶しております」

出生率については、会見中に裏方から「東京の出生率は1.17で全国最低」と指摘され、その場で訂正している。

だが、鳥越氏が基本的な数字を押さえておらず、しかも東京の出生率は比較的高いという認識を持っていたのは明らかだ。
これでは「都政に関心を持っていたのだろうか」と都民を不安にさせてもおかしくない。ちなみに1.4は秋田県(1.38)や青森県(1.43)に近い。

終戦時の年齢は、本当は5歳である。単に言い間違えただけかもしれない。
とはいってもその後に空襲・防空壕について「覚えている」「よく記憶しております」という表現が続いている。正しく5歳と言っていたら、同じ表現になっていただろうか。

さて、大手メディアは出馬会見をどのように報じたのだろうか。紙面を点検すると、鳥越氏は何の不安もなく立派に会見したように読める。

13日付朝刊の日経は同氏の発言「輝く東京 世界に発信」を見出しに使った。同氏が出生率と年齢で誤ったことや「知らない」を連発したことを目立だせる大手メディアは産経を除いてなかった。

例えば12日の出馬会見の発言要旨を載せている13日付朝刊の毎日社会面。オリンピックの費用については「細かい費用についてチェックしておりません」
という部分をカットし、代わりに「大前提としてスモールに」「費用が膨大になれば絶対にチェック」という言葉を紹介している。

地元紙として都知事選に最も多くの紙面を割いている東京新聞も例外ではない。同じ13日付朝刊で「私は民主主義1期生」と題した社会面トップ記事で鳥越氏を紹介し、次のように書いている。
〈 新聞記者出身で、キャスターとして社会問題に切り込んできた鳥越氏。「昭和十五(一九四〇)年生まれ。空襲も、防空壕に逃げ込んだことも、よく記憶している」と、戦後日本の平和の尊さを繰り返した。〉

発言からは「終戦のとき20歳でした」という部分が抜け落ちている。実は、上記の例に限らず、「コメントの編集」は日本の報道界全体でまかり通っている慣行だ。

米国ではもちろん禁じ手で、違反すれば訴訟沙汰になる。米ジャーナリストのブルース・ポーター氏は著書『ジャーナリズムの実践』の中で
「どうしても編集が必要な場合には語った言葉の味わいや意味合いを損なわないよう細心の注意を払わなければならない」と書いている。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49202
http://gendai.ismedia.jp/mwimgs/3/8/600/img_381eae0a84a5dde1644afcb276103c36258015.jpg

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