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【緊迫・南シナ海】ASEM首脳会議 日中、水面下で多数派工作の「暗闘」 [07/16]

1 :ちゅら猫φ ★:2016/07/16(土) 10:29:08.28 ID:???
2016.7.16 07:03
★【緊迫・南シナ海】ASEM首脳会議 日中、水面下で多数派工作の「暗闘」

15日に開幕したアジア欧州会議(ASEM)首脳会議の舞台裏で、中国が軍事拠点化を進める
南シナ海情勢をめぐり、安倍晋三首相と中国の李克強首相が水面下で多数派工作の「暗闘」
を繰り広げた。安倍首相は各国首脳と個別に会談し、国際社会と連携して“対中包囲網”を強め、
南シナ海を手中に収めようとする中国に一切妥協しない姿勢を示す狙いだ。

「最終判断(裁定)は法的拘束力を有し、当事国が仲裁裁判所の判断に従う必要がある」。
15日午前、ウランバートルのホテル。安倍首相がオランダ・ハーグの仲裁裁判所の裁定について
説明すると、メルケル氏は「欧州連合(EU)加盟国で議論している」と応じた。

安倍首相はEUのトゥスク大統領らと、南シナ海問題を「国際社会の共通の懸念」(安倍首相)
であるとの認識を共有した。

さらに安倍首相はベトナムのフック首相とも会談。フック氏は仲裁裁判所の裁定について
「裁定結果は順守されなければならない。法の支配を守ることは地域の安定につながる」と明言した。
両首相は7月末の東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議や9月のASEAN首脳会議に
向けた連携強化で一致した。

日本政府は、安倍首相と李氏との会談の詳細なやり取りを直後に発表することは避けている。
アジア・欧州各国に対する働きかけに関する発信に重点を置くことで、中国が自制と裁定を
受け入れざるを得ない状況を作り出したい考えだ。

一方、日本を仲裁裁判所の“黒幕”として批判していた中国があえて安倍首相との首脳会談に
応じたのは、南シナ海と同時に東シナ海で日本との緊張が高まり“二正面作戦”に追い込まれる
のを避けようとした可能性がある。

李氏が安倍首相と会った場合、裁定の履行を直接要求されるなど外交的失点を重ねる恐れがあり、
中国は会談に応じないとの観測も強かった。それでも踏み切った判断について中国外務省の
陸慷報道局長は15日の記者会見で「ハイレベルで日本の誤りを指摘する会談だ」としている。

中国は裁定を無視し南シナ海で実効支配を強化する構えを崩していないが、
東シナ海に危機的な状況が生まれれば中国の孤立は一層深まる。

陸氏は「両国の首相は意見の食い違いを適切に処理して実務的な協力を進め、
関係改善の勢いを保つために意見交換した」とも強調している。

中国としては9月に浙江省杭州で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議を議長国として目前に控え、
周辺国との緊張を極力抑えたいのも本音だ。 (ウランバートル 小川真由美、西見由章)

http://www.sankei.com/world/news/160716/wor1607160004-n1.html

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