【調査】NHKが報じた『ネトウヨパスタ』が激ウマ！格差社会への不満が消え愛国心高まる味

曙光 ★

そのあることは、出演者でも報道内容でもなく「パスタ」、ネット上の通称は「ネトウヨパスタ」である。なぜヘイトスピーチ番組でパスタが話題になったのか？

それは、ヘイトスピーチデモに参加していた男性が作るパスタが、あまりにも貧しそうなのにとても美味しく食べられていたということだ。

■ネトウヨパスタの味は？

男性は300万円を超える奨学金の返済のため、アルバイトをしつつ派遣社員をしており、当時の夢は「米10kgを買うこと」という、悲しすぎるもの。

在日外国人への憎悪をパスタを食べて燃え上がらせつつ食べるパスタは、いったいどんな味なのだろうか？　ネトウヨパスタを実際に再現することにした。

■要はたまごかけパスタ

作りかたはいたって簡単で、安物のパスタを茹でてたまごと海苔、醤油で味付けをすればいいだけ。要はたまごかけパスタである。

念のため醤油とたまごもスーパーで売っている安い物を使用して、ネトウヨパスタを実際に作る。気になるお味は......！

■愛国心高まる味

ン、ンまーい！　ネトウヨパスタという不謹慎な名前を付けてしまったことを恥じたいぐらい、絶品のパスタだ！　和製カルボナーラというべきだろうか？

たまごのまろやかな風味と、醤油のどことなくなつかしさを感じる和風テイスト。ヘイトに対する情熱を維持するのにも十分な栄養は、まさに愛国心が高まる味だ！

■格差が広がっていると感じる人は8割

では、実際に彼のような自分の生活が楽にならず、世間や富裕層との「格差を感じている人」はどれほどの数がいるのかも疑問に思うところである。

しらべぇ編集部が全国18歳～70代の男女有権者2070名に調査したところ「格差が拡がっていると感じる」と答えたのは8割以上。

程度は違うものの、毎日のように格差を感じながら生活をしている国民がこれほどまでに多いとは驚きだ。

■アベノミクスが原因か？

しかし、これほどまでに格差を感じている人が多いなら、同じようにヘイトスピーチに走る人はなぜあまりいないのだろうか？

しらべぇが先日行なった調査「アベノミクスに恩恵を感じている人は1割」「アベノミクス継続に6割がNO！」という結果を踏まえて見てみると、「格差の原因は、在日外国人ではなく政治だ」と思っている人が多いことがわかる。

当時はネトウヨパスタを食べていた彼のことを面白がって見ていた人が多かったが、これはけっして他人ごとではないのだ。今の政治は本当に正しいのか？　あらためて考えてみなければならない。

（文／しらべぇ編集部・範馬肉次郎）

【調査概要】調査地域：全国／調査対象：18歳以上男女（有権者）／サンプル数：2070名／調査手法：インターネット調査／調査期間：2016年6月16日（金）～2016年6月21日（火）／調査実施機関：株式会社ゲイン
※掲載のデータについて性別の偏りを補正するために、全国の人口構成比に合わせたウエイトバック集計を実施／＜ウエイトバック方法＞男女の構成比について、総務省統計局 H22国勢調査に準じ集計

http://s.news.nifty.com/item/detail/sirabee-138215_1.htm