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【iRONNA発】あまりにも無知で粗雑! 皇位継承まで口を出す国連委の非常識 大原康男(国学院大学名誉教授) [05/30]

1 :ちゅら猫φ ★:2016/05/30(月) 06:55:13.13 ID:???
2016.5.29 14:50
★【iRONNA発】あまりにも無知で粗雑! 皇位継承まで口を出す国連委の非常識 大原康男(国学院大学名誉教授)

もう二か月以上前にもなるが、3月9日の産経新聞は一面トップで「国連委男系継承を批判皇室典範改正の勧告案」
という見出しの衝撃的な記事を掲載した。その2日前の7日に国連女子差別撤廃委員会が発表した慰安婦問題を含む
日本に対する最終見解の原案では、「皇室典範に男系男子の皇族のみに皇位継承権が継承されるとの規定を有している」
と指摘した上で、母方の系統に天皇を持つ女系の女子にも「皇位継承が可能となるよう皇室典範を改正すべきだ」との
勧告がなされていたというのである。(iRONNA)

この情報を入手した日本政府はただちに委員会側に抗議し、この部分の削除を強く要請、その結果、最終的には皇室典範に
言及した箇所は削除された。菅義偉官房長官はこの日の記者会見で「わが国の皇室制度も諸外国の王室制度も、
それぞれの国の歴史や伝統が背景にあり、国民の支持を得て今日に至っている。わが国の皇室制度の在り方は、
女子差別撤廃条約でいう差別を目的としていないのは明らかであり、委員会側がわが国の皇室典範について
取り上げることは全く適当ではない」と答弁している。

安倍晋三首相も14日の参院予算委員会で同旨の批判を述べ、さらに「今回のような事案が二度と発生しないように、
女子差別撤廃委員会をはじめとする国連及び各種委員会にあらゆる機会をとらえて働きかけていきたい」と強調した。

至極真っ当な見解であり、迅速かつ適切な対応であって、これ以上つけ加える必要はないが、
この機会にわが国の皇位継承について改めて考えてみることも意昧なきことではあるまい。
周知のように、わが国の皇位経承は男系によって堅持されてきた。
皇室における男系とは、父方を通して歴代天皇の系譜につながる方々を指し、女系とは、母方を通してしか歴代天皇の
系譜につながることのできない方々を指す。この原則は第2代の綏靖天皇から百二十五代の今上天皇まで二千余年に
わたって脈々と受け継がれ、この揺るぎなき伝統を「万世一系」と称する。

したがって、女系による皇位継承はこの定めに背反し、皇統の断絶をきたすものと老えられてきた。
これは、力づくによるものではないにしろ、中国の歴史に頻発した易姓革命に類似する王朝の交替と同視されたからである。

本原則は、もともと建国以来の「不文の大法」に基づくものであったが、明治になって憲法および皇室典範において成文化され、
日本国憲法の下でも継承されている。憲法第2条は「皇位は世襲のものであって…」とあり、必ずしも男系に限定していないか
のように解する向きもあるが、現憲法の制定に際しての政府側答弁でも「男系を意味する」と明言されている。
これを受けて現典範は第1条に「皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する」と規定し、
旧典範第1条「大日本国皇位ハ祖宗ノ皇統ニシテ男系ノ男子之ヲ継承ス」を踏襲していることは明白である。

この点に関してよく言われることだが、「わが国にも過去に女性天皇がおられたではないか」という反問について簡単に触れる。
たしかに、わが国には八方・十代の女帝(女性天皇)がおられたが、すべて男系であり、しかも、これらの方々の大半は皇嗣
が幼少であるなどの事情に基づく「中継ぎ」の即位であって、あくまでも一時的・例外的な存在である。また、過去の女帝は、
元皇后または皇太子妃の場合、すべて未亡人であり、未婚の方は生涯独身を通され、配偶者を有されたままで皇位に
つかれたことは皆無であった。 >>2へ続く

http://www.sankei.com/premium/news/160529/prm1605290037-n1.html

2 :ちゅら猫φ ★:2016/05/30(月) 06:55:20.99 ID:???
>>1より

以上、ごく簡単にわが国の皇位雑承について述べてきたが、国連の勧告がいかにわが国の歴史、伝統に無知かつ非常識な
代物であるばかりではなく、論の立て方自体が粗雑に過ぎよう。というのは、勧告は「女性差別撤廃」の視点から「男系男子」と
「女系女子」を単純に対比させて、後者にも皇位継承権を与えよと主張しているが、「男系女子」「女系男子」については
何の言及もないからである(過去の女帝の存在は全く視野に入っていない)。また、勧告の根拠となっている国連の人権宣言は
「人種、皮膚の色、性別」にとどまらず、「宗教、政治上の意見」などの差別を無くすことを謳っているが、今回のような恣意的な
ものが過去にもあったのか、あらためて検証してみる必要があろう。

翻ってみれば、小泉純一郎内閣において女系導入も辞さない皇室典範改定が拙速に推進されようとしたことがあった。
女性天皇と女系天皇の違いも明瞭ではない首相の独走に対して少なからぬ国民が反発したため、次の安倍首相に
よって法案は白紙に戻ったという経緯がある。

その意味で今回はあまり心配しなくてもよいかもしれないが、悠仁親王の世代に男子皇族がほかにおられないという
皇統の危機は厳としてある。政府は男系主義を維持しつつ、これに対処する方策(昭和22年にGHQの経済的圧迫に
よって皇籍の離脱を余儀なくされた方の子孫による皇籍の取得)を速やかに講じていただきたい。



大原康男 昭和17年、滋賀県生まれ。京都大学法学部卒業。國學院大學大学院博士課程(神道学専攻)を修了し、
同大学日本文化研究所に入所、現在は国学院大学神道文化学部教授 。著書は『象徴天皇考−政治と宗教をめぐって』
(展転社)、『靖国神社への呪縛」を解く 』(小学館文庫)など多数。

3 :名無しさん@13周年:2016/05/30(月) 09:19:59.96 ID:abG99Gf7i
ま、皇室なんてのは万世一系などという漫才やってるし、
そろそろ終わりにする頃だろ。少なくとも外交的な場に出るのは辞めてほしい。
どこかの神社宮司になって賽銭の収入で生きていくべきだ。

4 :名無しさん@13周年:2016/05/30(月) 11:36:17.20 ID:YKYsKaq4L
古代には、嫁入りの概念がなかったんで、

男女が巡り会って、妊娠した女性は、
自分が生まれた共同体で子供を産んでたから、
必然的に母系部族社会だったんだわ。

そこに嫁入りの風習が伝わって、
文化として定着すると今度は、

女性が共同体を移籍して子供を産むので、
子供も父親と同じ共同体に属すようになって、
男系氏族社会に移行するわけよ。

そこで男系氏族としての皇族も成立し、
では男系の始祖は誰かという疑問に対して、
初代は旅をしてきたという起源神話が、
天孫降臨と神武東征なわけよ。

一方、母系部族時代の風習が、
男系氏族社会において制度として残ったのが、
伊勢神宮と斎宮で、皇族の女性が日を祀った。

ローマにもウェスタ神殿があり、
こちらではローマ市民から選ばれた女性達が、
かまどの火の神を祀っていた。

5 :名無しさん@13周年:2016/05/30(月) 11:47:17.34 ID:YKYsKaq4L
ちなみにアイヌの神話でも、
火の神様はお婆さんで、

要するに古代の共同体において、
いつも火の近くで働いていて、
みんなに、ご飯を作ってくれたのは、
女性だったからだろうね。

伊勢神宮の場合さらに、
内宮の天照大御神と外宮の豊受大神、
という二重構造に発展してる。

6 :名無しさん@13周年:2016/05/30(月) 12:04:47.80 ID:YKYsKaq4L
ゆえに皇族は男系を伝統とし、
天照大御神は皇祖神である、となる。

7 :名無しさん@13周年:2016/05/30(月) 12:26:28.16 ID:YKYsKaq4L
あとウェスタの巫女が未婚を条件としたのは、
男系氏族社会で結婚するってことは、つまり、
生まれた共同体を離れちゃうってことでしょ、

って本来は単に、
それだけのことだった気はする。

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