【熊本地震】ご飯も食べさせてもらえなかった松本副大臣と「くまモン」での手柄をひけらかす“殿様知事”との暗闘 [04/23]

ちゅら猫φ ★

★差し入れ要求で対策本部長交代　松本副大臣とくまモン知事の暗闘
2016年4月23日 8時0分東スポWeb

熊本地震で政府の現地対策本部長として、熊本県庁内で陣頭指揮にあたっていた
松本文明内閣府副大臣（６７）が、食料のおねだりをしたことに批判が殺到している。
騒動の裏にあるのは県側との軋轢（あつれき）だ。

問題とされたのは、松本氏が１６日に河野太郎防災相（５３）とのテレビ会議で
「現対本部の人間が口に何もできない状態。大臣に甘えるが、バナナでもおにぎりでも
いいから差し入れをお願いできませんか」と申し入れたやりとりだ。

この発言が明るみに出ると「被災者が困っているのに自分がおねだりとは」
「被災者に寄り添っていないあるまじき行為」と猛バッシングにさらされた。

東日本大震災で復興相だった松本龍氏（６４）が宮城県知事に恫喝まがいの言動で
更迭された過去があるだけに「また松本か」とヤリ玉に挙げられた。松本氏は２０日に交代となった。

自民党関係者は「松本氏は、総務政務官時も防災担当だったエキスパート。３・１１の時は
落選中だったが、被災地入りし、靴下が濡れ、寒がっている被災者を前に倉庫で止まっている
救援物資をなんとかならないのかとかけあったと聞きます。被災地の現状をよく分かっている。
熊本の“オレ様知事”から邪険にされたということですよ」と指摘する。

熊本県の蒲島郁夫知事（６９）は、農協勤務から東大教授を経て県知事となった異色の経歴。

「くまモンのＰＲで成功を収めた手柄をひけらかす。３期目ですが、変わり者で、唯我独尊のお殿様です」（同）

２１日の衆院総務委員会で松本氏は、騒動を陳謝しつつも県側から一切、食事の提供を受けて
いなかったことや、政府の一方的な判断とされた屋内退避をめぐっては、蒲島知事も了承していたことを明かした。

防災アナリストの金子富夫氏は「松本氏は安倍首相から全権委任された身で、
本来、県側はフォローしないといけない。それがメシを食わせないとは危機管理上、どうなっていたのか。
熊本に限らず、地方の首長は自分の手柄を取ろうとするあまり、指揮系統に混乱をきたす。
結果、被害が拡大する」と嘆く。

おにぎり騒動で、片付けられない暗闘があったようだ。

http://news.livedoor.com/article/detail/11446959/