【社会】格安スマホの値下げスピードが速い！

シャチ ★

朝日新聞デジタル 4月21日(木)19時0分配信　格安スマホの値下げスピードが速い！
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160421-00010001-asahit-bus_all
【荻原博子の闘う家計術】
　6月から、携帯を長く使うとちょっぴり料金が下がるプランをドコモが打ち出しました。たとえば、
家族で月に30GBまでの通信容量の場合、いままで最大2000円だった割引額を2500円にします。
また、「2年縛り」についても、利用3年目からは解約しても9500円の違約金を取られなくなります。

　といっても、ドコモ、au、ソフトバンクの大手御三家の料金。下げの速度はかなりゆっくりです。

　いっぽう、どんどん下がっていくのが格安スマホ。「DMMmobile」が月額440円の格安スマホを発売。
業界最安値で、仮に1円でも安いプランが出てきたら、それよりも安くするというのです。
440円はデータプランでライトというタイプ。日本では、スマホユーザーの約半分は3GB以内の
通信料だと言われていますが、通話プランでも3GBで1500円です。

　LINEも、これからは狙い目かも。「LINE　Out」（旧LINE電話）なら、月額基本料0円、初期費用0円、
接続費用0円で、通話料金は格安で、コールクレジット（電子マネーのように利用する金額を前もって
チャージする料金プラン）か、さらに安い30日プラン（購入から30日間、決められた時間まで話せるプラン）が使えます。

　通常、スマホから固定電話、スマホ、ケータイに電話すると1分43．2円（通話定額ブラン等を除く）ですが、
「LINE　Out」からケータイやスマホに電話する場合、コールクレジットだと1分14円、30日プランだと6．5円。
固定電話に電話する場合だと、コールクレジットで1分3円、30日プランだと1分2円になります。
国際電話でも、アメリカ、カナダ、中国など、1分1円のところがかなりあります。

　このLINEが、夏ごろにはMVNO（仮想移動体サービス）事業に参入し、
税抜き500円使い放題というプランをスタートさせるとのこと。格安スマホ競争は、ますます過熱しそうです。

（文経済ジャーナリスト・荻原博子　／朝日新聞デジタル「＆M」）