【社会】広がる炊き出しの輪　桂花ラーメン、吉野家、すき家、ココイチも

あずささん ★

余震が収まる気配を見せない中、熊本県内の被災地では外食チェーン各社による炊き出しの輪が
続々と広がっている。

熊本ラーメンの老舗「桂花ラーメン」は２０日、熊本本店（熊本市中央区）前でラーメン５００食を提供。
近くには市役所があり、震災対応に追われる職員が多く訪れ、店が設置した募金箱に“料金”を入れる
姿が見られた。
桂花ラーメンでは同じグループの味千ラーメンとともに、１６日から各地で炊き出しを実施。被災者の
数に合わせ、１５０～１０００食を連日提供している。久しぶりに温かい食事にありつけた被災者も多く、
中山雅光副社長は「“おいしい”とか、おにぎり１個しかもらっていない人からは“こんなにいっぱい
もらっていいの？”という声もあった」と炊き出しを続ける意義を強調する。
市内にある店舗は断水や駐車場に亀裂が入るなどして、営業再開が見通せない。それでも、被災者の
支援を優先させ「大規模避難所よりも、援助の手が届きにくい２００人程度の避難所に行く。
しばらくは炊き出しを続けていきたい」と話した。

「吉野家」はこの日、避難所となっている西原村の河原小学校で牛丼１０００食を提供した。運営会社に
よると、炊き出しは１９日に開始し、２２日まで西原村のほか甚大な被害があった益城町で実施する。

「すき家」も熊本県各地で２２日まで牛丼などを提供。ライフライン復旧の遅れから、多くの飲食店が
営業を再開できずにいるが、熊本県内１９店舗のうち１８店舗がすでに再開。担当者は「食材などと
一緒に水２万２８００リットルを関西地区から運んだ。東日本大震災の教訓が生きた」と話した。

カレー専門店「ＣｏＣｏ壱番屋」の運営会社では、移動販売車でカレー約６００食を被災者に振る舞った。
１８日からの３日間で６カ所を回ったが「今後については未定」（広報担当者）としている。

ソース/スポニチアネックス
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2016/04/21/kiji/K20160421012439840.html

【社会】広がる炊き出しの輪 桂花ラーメン、吉野家、すき家、ココイチも

【社会】広がる炊き出しの輪　桂花ラーメン、吉野家、すき家、ココイチも