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【海外】77人殺害でも3部屋、TV、プレステ完備の刑務所生活…でも「非人道的な扱い」と待遇改善を要求

1 :すゞめ ★:2016/04/12(火) 00:29:05.12 ID:CAP_USER*.net
http://www.sankei.com/west/news/160410/wst1604100004-n1.html
2016.4.11 11:00

北欧のノルウェーで77人を殺害して禁錮21年の刑に服しているアンネシュ・ブレイビク受刑者(37)が、
外部との通信制限や冷めたコーヒー、プラスチックの食器などさまざまな「非人権的な扱い」の改善を求めて国を訴えた。
受刑者は3部屋も与えられテレビやゲーム機もある。同国史上最悪のテロ実行犯が人権を盾に、人権を重んじる北欧の国家を揺さぶっている。

※ヒトラーの教えだけが刑務所生活を生き抜く支え」
ブレイビク受刑者は2011年7月、オスロの政府庁舎前で爆弾を爆発させ、さらに左派学生らの集会で銃を乱射して計77人を殺害した。受刑者が公の場に現れるのは犯罪法廷以来だ。
「過去5年、私が受けてきた動物のような扱いに比べれば、銃殺される方がまだ人道的だ」
CNNなどによると、受刑者は3月半ばに開かれた裁判で、衣服を脱いでの身体検査や頻繁に手錠をはめられること、電子レンジで温める食事、
保温容器がなくすぐに冷めるコーヒーなどといった不満を並べ立てた。
とりわけ、面会や手紙など外部との接触を制限されている状態は長期隔離状態であり、欧州連合の基本憲章違反だと訴えた。
裁判はオスロから約100キロ離れた刑務所の体育館に、特別法廷を設けて行われた。そりあげた頭の受刑者は法廷場に入るとナチス式の敬礼をし、
多数の命を奪ったことについての反省の弁は全くなかった。
法廷では12歳でナチズムに傾倒したことや、「ヒトラーの教えだけが刑務所生活を生き抜く支えだ」などいった自説を長々と訴えた。

※3部屋あり快適環境
受刑者の訴えに対して国側は、寝室や勉強部屋など3室を与えテレビや新聞も見ることができると説明。
インターネットにはつながっていないがパソコンもあり、DVDプレーヤーやプレイステーション、ランニングマシンに冷蔵庫といった機器もあるといった刑務所の環境を述べた。
一方で受刑者の4000通の手紙のうち、白人至上主義者らに出した手紙や、ロシアで服役中のネオナチ主義者から届いた手紙など600通を差し止めていることを公表。
「犯罪者らとのネットワークを築かせないことが重要だ」として、外部との接触を制限する正当性を主張した。
裁判は関係者に、複雑な感情をかき立てた。

※誇る寛容の精神
「不平を言うべきことなど何もない。時間の無駄遣いだ」。ロイター通信によると、事件で娘を亡くした家族は裁判そのものにもいらだちを募らせ、
裁判長は「無意味な」政治スローガンを止めさせるべきだったと言う。一方、事件に遭遇しながらも難を逃れた男性はニューヨーク・タイムズ紙に
「テロリストでも人権はある。裁判の機会を与えることは、彼ではなくわれわれにとっての勝利だ」と、ノルウェーがはぐくんできた寛容の精神を誇った。
裁判はまた、ブレイビク受刑者に一方的な主張を拡散させる機会を与えることになるとの懸念もあった。実際、英大衆紙デーリー・メール電子版の記事には
「われわれは彼に耳を傾け、手遅れにならないうちに行動する必要がある」といった受刑者に賛同するコメントが投稿されていた。

多くの国々に比べ「快適」(ニューヨーク・タイムズ)そのものの刑務所にいながら、人権を持ち出して待遇改善を要求するブレイビク受刑者。
同紙は裁判について「寛容や思いやりに力を注いできたノルウェーにとって、大きな負荷となった」と評した。

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