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【沖縄にモノ申す】「バランス欠いた偏った報道に違和感」稲嶺県政ナンバー2激白 基地ゴリゴリ反対「沖縄の民意」がもたらす混迷 [04/06]

1 :ちゅら猫φ ★:2016/04/06(水) 11:39:02.00 ID:???
2016.4.6 11:00
★【沖縄にモノ申す】「バランス欠いた偏った報道に違和感」稲嶺県政ナンバー2激白 基地ゴリゴリ反対「沖縄の民意」がもたらす混迷

混迷を極める米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題。名護市辺野古周辺への移設をめぐる
国と沖縄県との対立は、代執行訴訟こそ和解が成立したが、今後の状況次第では、再び県が訴訟を
起こす可能性も残っている。政府・自民党と県の対立構造が持ち込まれた1月の宜野湾市長選では、
自民が推す現職が再選されたが、翁長雄志(おなが・たけし)知事は「沖縄の民意」を主張して国
との対決姿勢を崩さず、地元メディアが後押しする状況は変わっていない。これに対し、平成10〜
18年に稲嶺恵一知事のもとで2期8年にわたって副知事を務めた牧野浩隆氏(75)=那覇市=が
インタビューに応じ、沖縄が抱える問題を激白。米軍基地については国の安全保障上、応分の負担は
「当然のことだ」と強調し、沖縄メディアに対しても「バランスを欠いた偏った報道に違和感を覚える」
と述べた。

■「固執しすぎ…」翁長氏の失策

「翁長さんは辺野古移設反対に固執しすぎた。当選した現職の戦略勝ちだった」。
牧野氏は1月24日に投開票された宜野湾市長選についてこう分析した。

安倍晋三首相と翁長氏との「代理戦争」の様相も呈した同市長選。安倍政権が支援する現職の
佐喜真淳氏=自民、公明推薦=が、翁長氏の支援する新人、志村恵一郎氏を破って再選を果たした。

佐喜真氏は選挙戦で、普天間飛行場について「一日も早い閉鎖、撤去」を訴えつつ、
辺野古移設の是非には言及しない姿勢に徹した。一方、志村氏は翁長氏との二人三脚で地域を回り、
「普天間の無条件返還」「辺野古移設反対」を前面に掲げた。

「(志村氏が)敗れれば辺野古移設反対の民意は消えたと宣伝される」と危機感をあらわにし、
移設反対に重心を置いた翁長氏の戦略が裏目に出た。

住宅密集地が広がる普天間飛行場周辺には、「辺野古移設反対」と書かれた看板が掲げられる一方、
「ジュゴンの命と宜野湾市民の命どちらが大事?」との看板もある。市民の多くは「大きな声では
言いづらい」と口をつぐむ。辺野古移設反対が決して「総意」だとはいえないようだ。

牧野氏は「宜野湾市民にとっては、基地を撤去したいという希望はある」としつつ、「市民でさえも
移転先までは決定する権利がないにもかかわらず、翁長氏らはそれを主張したことが失敗だった」と指摘する。

平成26年1月の名護市長選以降、辺野古移設反対派が勝ち続けてきたが、宜野湾市長選で流れが止まり、
翁長氏の求心力低下を示唆する声も上がる。

■日米合意をご破算にした鳩山氏発言

「法に従っての行動が求められる『行政』の立場と、自由な行動が可能な『住民運動』が一緒くたになっている」。
牧野氏は、知事就任後もひたすら「辺野古移設反対」を訴える翁長氏に疑問を呈しながらも、代執行訴訟の和解を
踏まえた今後の推移に注目する。

政治家にとって最も重要ともいうべき状況判断の見誤りが、時に混迷をもたらす。

26年11月16日、牧野氏は複雑な思いで、辺野古移設の是非が争点となった沖縄知事選の投開票結果を
見つめていた。反対を掲げる前那覇市長の翁長氏が、現職の仲井真弘多(なかいま・ひろかず)氏を破った。

■「仲井真さんは政治家として状況を捉えきれなかった」

8年、橋本龍太郎政権下で、日米政府が普天間飛行場の返還に合意。地元の同意を得ながら一定の道筋が
ついた辺野古移設問題は、政権が民主党に代わり、21年9月、鳩山由紀夫首相の「最低でも県外」発言で
迷走する。トップの公言に県民は期待し、11月の知事選で仲井真氏は「県内移設反対」を公約して当選した。
しかし22年5月23日、鳩山氏は仲井真氏に謝罪した上で、普天間飛行場を辺野古周辺に移設する方針を
明言した。その際、仲井真氏は公約を検証し、県民に説明すべきだったが、それをしなかった。

>>2へ続く

http://www.sankei.com/west/news/160406/wst1604060004-n1.html

2 :ちゅら猫φ ★:2016/04/06(水) 11:39:21.08 ID:???
>>1より

「知事と政府の立場が逆転したこのとき、受け入れ姿勢を示せば、仲井真さんの面子も立ったし、
県民も納得したはずだ」。本音は県内移設しかないと思っていながらあいまいな態度に終始し、25年末に
辺野古埋め立てを容認した。こうした仲井真氏の姿勢は「政治家として不誠実だ」と牧野氏の目には映った。

■「天皇」だった大田県政

普天間飛行場の辺野古周辺への移設は、さまざまな要因によって翻弄されてきた。
特に鳩山氏の「最低でも県外」発言は現在の混迷をもたらす元凶となった。

ただ、牧野氏は「移設問題は沖縄だけでなく、日本全体のこととして国民全員が考えるべきだ」とも語る。
稲嶺県政時代に辺野古移設容認にかじを切った経緯があり、牧野氏は稲嶺氏のもとで基地問題と経済振興を直接担当した。

普天間飛行場の安全性の問題は、大田昌秀知事時代(平成2〜10年)に浮上。日米両政府による
普天間飛行場の日本返還合意後も、大田氏は飛行場の県外移設に固執したが、10年11月、3選を
目指した大田氏を破って稲嶺氏が初当選。その後、地元同意を得ながら辺野古移設へ一定の道筋をつけたのだ。

大田氏は知事在任中、強権的な運営で「天皇」と呼ばれ、誰も批判できない状態だった。
「発言すれば非国民扱い。そういう悲壮感がありました」

当時琉球銀行に勤務していた牧野氏は、大田氏が8年に打ち出した米軍基地の全面返還を求める構想の
非現実性を指摘する記事を、地元紙に36回にわたって連載した。「基地問題も振興策も、バランスある
形で解決していく」と公約を掲げ、地元経済界の支援を受けた稲嶺氏の右腕となって県政を支えた。

■封じ込まれるサイレント・マジョリティー

普天間飛行場の移設問題は翁長県政時代を迎え、より先鋭化した。背後には地元メディアの偏向≠燻w摘される。

果たして翁長氏やメディアが主張する「沖縄の民意」は県民の総意なのだろうか。牧野氏は首を振って否定する。

「バランスを欠いた報道だと、県民の多くも理解している」

沖縄県内では、琉球新報と沖縄タイムスが大部分の購読を占め、全国紙の読者は少ない。
購読料が月3千円台の両紙に対し、空輸コストがかかる全国紙が5千円台であることも起因しているという。

地元だけでなく一部メディアの報道は反対派寄りのトーンが強い。基地の負担過重を強調し、沖縄に寄り添う
姿勢を打ち出す論調が目立つ。ただ、牧野氏は「県民には、多くのサイレント・マジョリティーが存在する」と指摘するのだ。

宜野湾市長選後、地元2紙の社説はそろって、佐喜真氏の再選によって有権者が辺野古移設を認めた
とみるのは大きな誤解で、「民意の曲解だ」と断じた。

宜野湾市や県内で有権者らを取り巻く問題は基地だけでなく、教育、経済、社会保障など多岐にわたる。
基地で働く人や基地に土地提供している地主らもおり、牧野氏は「県外や地元メディアの言う『オール沖縄』
という言葉に、地元では違和感を覚える人は多いはずだ」とため息をつく。

本土出身で、40年以上にわたり沖縄で暮らす女性も「狭い地域社会のため、多くの人が黒を黒、白を白と
言えないジレンマがある」と県民の心情に理解を示す。その上で、辺野古移設反対が「民意、オール沖縄」と
表現されることには疑問があり、地元メディアの報道に懐疑的な県民も少なくないと感じている。

基地周辺で反対運動をする人々の中には、一時的に県外から移住してきた人も含まれている。
「民意」という反対運動の中には、「こういう沖縄であるべきだ」という政治的なものが感じられるという。

沖縄で生まれ育ち、東京で一時期働いた経験がある30代の女性も「多くの沖縄県民は理想だけでは
生きていけないと知っている」と漏らす。

基地問題を連日のように大きく扱う地元紙を当たり前だと思ってきたが、県外に出てそれが普通ではない
と初めて知ったという。女性は「沖縄の問題は基地だけでない。失業率も高い中で多くの県民の関心は
経済振興策など生活に直結することだと思う。みんな現実の中で生きているのに、地元メディアだけが
非現実的な世界にいるのか」と疑問を呈した。 >>3

3 :ちゅら猫φ ★:2016/04/06(水) 11:39:31.17 ID:???
>>2より

■「安全保障は国民全体の問題」

第二次大戦中、地上戦があった沖縄では、県民の4人に1人が亡くなった。「国の安全保障政策を考えずに
きれいごとを言えば、基地はない方がいい。だが、沖縄も安全保障の一環として応分の負担は当然だ」。
牧野氏は理解を示しつつ、「沖縄戦の歴史と県民の感情は理解してほしい」と強く訴える。

移設問題の打開には何が必要なのか。

牧野氏は冷静にこう指摘するのだ。

「政府に求められているのは、安全保障が国民全体の問題であるとの認識・世論を定着させることだ。
反対派を含め、国民全体が自分たちの問題として平等に負担するという姿勢を明確にしない限り、
沖縄側のわだかまりは消えない」



牧野浩隆(まきの・ひろたか) 昭和15年沖縄県出身。昭和39年に大学卒業後、米国留学。
その後琉球銀行入行し、常任監査役などを経て平成11年から稲嶺恵一知事のもとで副知事を2期務める。

(終わり)

4 :ちゅら猫φ ★:2016/04/06(水) 11:40:05.34 ID:???
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5 :名無しさん@13周年:2016/04/06(水) 12:08:17.98 ID:ApEFPICVS
総意というのに相違があったし
司法から法的にどうよと言われても従わないって
それじゃ独裁者ですがな

6 :名無しさん@13周年:2016/04/06(水) 12:09:53.80 ID:SFN1qywnP
>>3
米国留学
琉球銀行入行

沖縄の数少ない本当のエリート層

7 :名無しさん@13周年:2016/04/06(水) 14:25:23.93 ID:aKmKycaXE
>>5
憲法より上の存在だと思っているのでしょう

そういえば、何処かの国ではそうなっているらしいですね

8 :名無しさん@13周年:2016/04/06(水) 15:42:30.84 ID:a0PNbLnyw
4人に1人亡くなってて今現在145万弱の人口か・・・やはり純沖縄人
とは別にかなりの当時の台湾人、朝鮮人とかもそのまま住み着いたんだろうな
日本本土の在日朝鮮人とか台湾人も、当時は日本人だからな・・・

日本複帰後は本土からの移住も多いんだろうけど、もしかしたら両新聞社とも創設者は帰化人勢力だったんじゃないの?ww

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