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【教育】素人の部活顧問 先生は種目選べず、経験がなくても強制的に顧問担当…先生たちの嘆き、苦しみがウェブ上に現れはじめている

1 :経理の智子 ★:2016/04/03(日) 21:19:53.54 ID:CAP_USER*.net
内田良 名古屋大学大学院教育発達科学研究科・准教授
2016年4月3日 7時16分配信

■素人教員による部活動指導

泳げない水泳部顧問、楽譜が読めない吹奏楽部顧問、受け身のできない柔道部顧問、字がヘタな書道部顧問、囲碁にしか興味がない将棋部顧問…。

この記事を読んでいる皆さんが、「明日から自分がまったく知らないスポーツや芸術活動を、中学生や高校生に教えなさい」と言われたらどう感じるだろう。くれぐれも、「教えてほしい」ではなく、「教えなさい」という強制である。

新年度が始まり、各校の職員会議では、誰がどの部活動を担当するのか、発表がある。自分にはまったく経験も関心もないスポーツや芸術活動を、平日は毎日残業代なしで、そして土日も使って「教えなさい」と言われる。これが、いま新年度を迎える中学校や高校の先生たちが、直面している現状である。

■二重の苦しみ――強制的に顧問担当、種目は選べず

どんなものでも、前向きに取り組める先生ならばそれでよい。問題なのは、そうではない先生たちである。
そもそも部活動は、教員の本務ではない。教員の本務とは、授業である。他方で部活動は、文部科学省が定める学習指導要領では、生徒の自主的な活動と定められている。大雑把に表現するならば、生徒が自主的に取り組もうとするものを、先生が自主的に指導するというのが部活動の原理である。

だが、現実はそうなっていない。教員は、まず部活動の顧問を強制的に担当させられ(いわゆる「全員顧問制」)、さらにその上で、自分にまったく馴染みのないスポーツや芸術活動を割り当てられる可能性が大いにある。日本体育協会の運動部活動に関する調査では、中学校で52.1%、高校で45.0%の教員が、担当する部活動について競技の「経験なし」と回答している。教員は校長から、希望の部活動を事前に尋ねられはするものの、どうしてもミスマッチが生じてしまう。

■先生の嘆き

部活動を自動的に担当させられることにくわえて、その具体的な内容も選べない。これがすべて、「自主的」という名のもとに、まかり通っている。

こうした状況下で、いま先生たちの苦しみが、少しずつ声となってウェブ上にあられ始めている。

中学校教員4年目です。自分が中高生のときは文化部に所属していましたが、いまは、まったく経験も興味もない運動部の顧問です。しかも、その運動部には、私よりもずっと長く指導を続けてきた外部指導者がいるので、顧問である私は、ただ何時間も練習や試合の様子を見ているだけです。関心のないスポーツを眺めるだけで時間が流れていき、授業準備のための時間や、体を休めるための時間は奪われていきます。
生徒にとってはその外部指導者こそが指導者であるため、顧問である私の言うことは聞いてくれません。もはや、なめられているといった感じです。私はもう、部活動のなかでは、自分の存在意義を感じることもできず、本当に悲しいです。なのに、生徒が問題を起こすと、私の責任が問われます。心身の負担が増えていくばかりです。

未経験であるにもかかわらず、運動部の顧問を引き受けたことがあります。顧問が一人だったこともあって、ケガ防止の方法もわからず、心配が絶えませんでした。
部活動そのものは大事な実践だと思います。でも、そうであればこそ、専門の知識を持った指導者が、責任をもって指導するべきだと思います。教科指導こそが、専門職としての活躍の場であり、手を抜きたくないと思うのですが、もはや体力的に無理な段階にきています。

(以下省略)

http://bylines.news.yahoo.co.jp/ryouchida/20160403-00056158/

669 :名無しさん@1周年:2016/04/08(金) 20:21:56.26 ID:JUZwsFcl0.net
>>655
サラリーマンは仕事。
部活は事実上強制のボランティア
教師が適性関係なく割り振られるのは分掌

総レス数 669
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