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【話題】「意識高い系」の起源を探る 元は褒め言葉、いつから悪口に? リーマンショックとSNSが生んだ「炎上」
- 3 :リサとギャスパール ★:2016/03/29(火) 14:26:35.98 ID:CAP_USER*.net
- >>1
続き
■登壇予定者が全員欠席でお流れ…
当時、斉藤さんは「意識の高い学生(笑)」と批判された面々に会い、話を聞きました。他者のためと言いつつ自分のための活動になっていないか、有名人と知り合いであることを自慢しているだけではないのか、といった点を指摘しています。現在の「意識高い系」の批判のされ方と、あまり変わりません。
ちなみに、討論イベントは実現しませんでした。登壇する予定だった「意識の高い学生」が「2ちゃんねる」で大炎上するという事件が直前に起き、全員欠席したからです。
斉藤さんは、当時の「意識の高い学生」への批判を3層構造で説明してくれました。
1「中身も成果もある本当に意識が高い人」
2「意識が高い人をマネしているだけで中身がない『(笑)』が付く人」
3「なにもできずにいる人」
2は1に憧れ、マネをしますが、SNSで言動が丸見えなので、1から「本物ではない」と批判され、それを見た3が2を攻撃するという構図。
「ただ攻撃が行きすぎちゃった。最後は僕も『あいつらも未熟だけど頑張ってるわけだし、一歩踏み出すと大変なんだよ』ってフォローにまわりました」と斉藤さんは苦笑します。
■「彼らは素直にマネしただけ、かも」
「意識の高い学生」と呼ばれた面々はその後次々にネットで炎上し、過去のSNS投稿を調べられ、個人情報をさらされました。彼らは沈黙し、擁護する声も消えて、そのままネガティブな意味が定着したのです。
あの時批判された人たちに話を聞こうと、何人かにコンタクトをとりましたが、いずれも取材はできませんでした。
当時、社会人の間では自己啓発ブームが起きていました。「会社は潰れるかもしれない。自立して生き残れる人材にならねば」という危機感を背景に、ビジネス本の出版が相次ぎ、セルフブランディング、自分磨き、ライフハックといった言葉がはやりました。
斉藤さんは「『意識の高い学生(笑)』は、社会が求める人材像を素直にマネしただけで、本当に(笑)をつけるべきは、そんな人材像を求める社会の方だったのかもしれない」と振り返ります。
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ー終わりー
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