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【大阪】2人以上産む…撤回しなければ校長再任せず

75 :名無しさん@1周年:2016/03/18(金) 13:16:36.32 ID:0Cpp93io0.net
小林よしのり

産経新聞に曽野綾子が「貧しい表現力が招く不幸」という批評を書いていた。

例の「保育園落ちた日本死ね」のブログについての批判である。
「このブログ文章の薄汚さ、客観性のなさを見ていると、私は日本人の日本語力の衰えを感じる」とボロクソである。

気の毒な人だ。いくら文章を生業にする者でも、やはり老化すると感性は衰えるという真実を証明している。

これを読んで思い出したのは、わしが『おぼっちゃまくん』で
小学館漫画賞を受賞したとき、老いた審査員からこともあろうに授賞式で、下品だと酷評されたことである。
わしは「その下品な漫画に賞をくれた審査員の勇気に感謝します」とスピーチして、
関係者をあわてさせ、翌年、審査員は総入れ替えになった。

『おぼっちゃまくん』の下品さの正体は人間の根源的な「活力」であり、
そこには親子の愛や友情や、拝金主義を笑い飛ばすパロディ精神など、相当辛辣な批評性が詰まっていたのだが、
審査員の老いた感性にはそれが見抜けなかった。

しかし曽野綾子の老化した感性では「日本死ね」の感性の凄さが見抜けなかったのだろうが、
わしは「日本死ね」という表現でしか言葉の「活力」が生まれなかったと思っている。

もちろんこの言葉づかいは、アマチュアだからこそ生まれたもので、偶然の産物である。

わしが学んだのは、アマチュアリズムを忘れないプロであり続けることの難しさだ。
素人からも学ぶことは大いにあるのである。

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