【自衛隊】航空自衛隊の音楽隊が現金授受

蝙蝠傘子 ★

三沢市にある航空自衛隊の音楽隊が、去年、地元企業の経営者などで作る支援団体から現金１０万円を受け取っていたことがＮＨＫの取材で分かりました。音楽隊はその前の２年間も毎年、受け取っていたということで、航空自衛隊は倫理規定に違反している可能性もあるとみて、事実関係を調査しています。
航空自衛隊北部航空方面隊によりますと、三沢市の三沢基地にある「北部航空音楽隊」の隊長は、去年１０月、地元企業の経営者などで作る支援団体の役員から現金１０万円を受け取ったということです。
音楽隊は帳簿で管理し、懇親会の会費や楽器の輸送費などに使っていたということです。
隊長は現金を受け取ったことを認めたうえで、音楽隊に対する慰労の気持ちだと思ったと説明しているということです。
また、支援団体などによりますと、音楽隊は前の隊長の時の２年間も毎年、１０万円を受け取っていたということです。
団体の役員は、ＮＨＫの取材に対して、「演奏会で遠征する時の飲み物代などにあててもらいたいという趣旨だったが、現金で渡したことは考えが足りなかった。今後、改善したい」と話していました。
自衛隊員は事業者などから多額の現金を受け取ることは自衛隊員倫理規定で禁止されています。
北部航空方面隊は、倫理規定に違反している可能性もあるとみて、事実関係を調査しています。
北部航空方面隊の総務部長は、「速やかに事実関係の確認を行い、結果を踏まえて必要な措置を取る」とコメントしています。

ＮＨＫ　03月15日　12時33分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6083679041.html?t=1458035227208

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