【密告】今月初めのリ・ヨンギル総参謀長粛清に続き、北朝鮮軍序列第1位のファン・ビョンソ人民軍総政治局長も消息不明になる

優遊自適 ★

(朝鮮日報日本語版) 姿を消した北朝鮮軍序列第1位に憶測相次ぐ
朝鮮日報日本語版 2月24日(水)9時6分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160224-00000912-chosun-kr

　北朝鮮軍序列第1位の黄炳誓（ファン・ビョンソ）人民軍総政治局長（写真）が最近、
金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党第1書記も出席する北朝鮮軍関連の行事に姿を見せないことが続いている。
韓国政府の消息筋は「おかしなことで、その背景を確認中」と語った。

　労働党の機関紙『労働新聞』は23日、金正恩第1書記が人民軍の軍楽団創立70周年演奏会を鑑賞したという
ニュースを伝えるとともに随行者の名前を挙げたが、その中に黄炳誓局長の名前はなかった。
北朝鮮軍3大機関に挙げられる人民武力部（省に相当）と総参謀部はそれぞれトップ（朴映式〈パク・ヨンシク〉人民武力部長、
李明秀〈リ・ミョンス〉総参謀長）が出席したのに対し、総政治局だけはトップの黄炳誓局長ではなく
チョ・ナムジン組織副局長と廉哲成（リョム・チョルソン）宣伝副局長が出席した。
さらに、20日に金正恩第1書記が人民軍の「双方機動訓練および空軍飛行訓練」を視察した時も姿を見せなかった。
黄炳誓局長は、金正日（キム・ジョンイル）総書記の誕生日に当たる16日、
党・政・軍の高官と共に錦繍山太陽宮殿を参拝したのを最後に消息を絶っている。

　総政治局長が必ず出席すべき行事で黄炳誓局長の欠席が続いたことから、専門家らは身辺異常説を提起している。
取りあえず最も有力なのは健康異常説だ。腰を痛めているという黄炳誓局長は、
昨年12月にも治療のため海外に滞在し、およそ20日にわたって公の場に姿を見せなかった。

　国策研究機関の関係者は「まだ様子を見るべき」と述べつつも
「今月初めの李永吉（リ・ヨンギル）総参謀長粛清を契機として、
北朝鮮軍部に対し『勢道（権力乱用）』と『不正』の調査が本格的に進められており、
黄炳誓局長が連座した可能性も排除できない」と語った。