【FNN世論調査】丸山議員の奴隷発言、議員辞職に値すると「思う」人は56.8％

海江田三郎 ★

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00316937.html

FNNが、この週末に行った世論調査で、安倍内閣の支持率は、1月から横ばいの48.1%だった。
日銀が、史上初めて導入したマイナス金利は、景気の好循環につながると「期待できない」と答えた人が、6割を超えている。
調査は、2月20日と21日に、電話調査(RDD)で行われ、全国の有権者1,000人が回答した。
安倍内閣の支持率は、1月より0.4ポイント減って、48.1%。
不支持率は、1.3ポイント増えて、41.4%だった。

景気の回復を実感している人は1割台(15.8%)で、実感していない人が、8割近く(79.1%)にのぼっている。
日銀が初めて導入したマイナス金利で、景気の好循環が「期待できる」とした人は、1割台(17.3%)、「期待できない」とした人は、6割を超えた(66.3%)。

自民党の丸山和也参議院議員の「今、アメリカは、黒人が大統領になっているんですよ。黒人の血を引くね。
これは奴隷ですよ、はっきり言って」との発言について、議員辞職に値すると「思う」人は、半数を超え(56.8%)、「思わない」(36.8%)を上回った。
また、甘利前経済再生担当相の大臣辞職と、宮崎謙介前衆議院議員の議員辞職について尋ねたところ、
甘利前大臣については6割台後半(67.2%)、宮崎前議員について、7割台後半(78.0%)が、当然だと答えた。
福島第1原発事故後の除染の長期目標について、「何の科学的根拠もない」などと発言した丸川環境相について、7割の人(70.7%)が、閣僚としてふさわしいと「思わない」と答えた。
参議院選挙で、閣僚や議員の失言やスキャンダルを投票の判断材料にしようと「思う」人は、半数を超えている(54.3%)。
参議院選挙について尋ねたところ、自民・公明の与党が、過半数の議席を維持する方がよいと「思う」が、半数を超え(51.9%)、「思わない」(41.3%)を上回った。
現時点での比例代表の投票先を尋ねたところ、自民党が4割を占め、民主党が1割台、野党全てをあわせても及ばない、自民党の1人勝ち状態となっている。
その一方で、憲法改正を目指す勢力が、参議院で3分の2以上を確保する方がよいと「思う」人(40.9%)よりも、「思わない」と答えた人(49.8%)が上回っている。