2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【国際】日本を蹴り中国を選んだツケ。着工すらできぬインドネシア高速鉄道 [02/04]

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2016/02/04(木) 11:11:22.63 ID:???
★日本を蹴り中国を選んだツケ。着工すらできぬインドネシア高速鉄道
2016年2月4日

日中が受注合戦を繰り広げていたジャカルタ―バンドン間の高速鉄道建設で、
土壇場になって日本を蹴り中国案を選択したインドネシア。
ところがここに来て中国側の準備不足が深刻化、着工の目処も立っていない状況
であることが明らかになりました。メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、
中国・韓国の真実」』では、これまでも中国が引き起こしてきた同様の事例を挙げつつ、
「政治的な駆け引きで中国案を採用したインドネシア政府は高い代償を支払うことになる」
と指摘しています。

去年9月、日中が激しい受注争いを繰り広げ、中国が勝利したインドネシアの高速鉄道ですが、
2015年に着工できずに予定が大幅に遅れる可能性が囁かれてきましたが、
その詳細な進捗具合が明らかになってきました。

1月21日に起工式は何とか行われましたが、それでもまだ工事がさっぱり着工されないとのことです。
地元メディアでは、中国側の書類不備により審査が進まず、工事許可を得たのは未だにたった5キロだけ。
着工されないばかりか、工事許可も下りていないのが現状だというのです。計画では、2019年にジャカルタと
バンドン間の約140キロの高速鉄道が開業予定となっていますが、予定通りに工事が進む可能性は限りなく
低いと一部メディアで報じられています。

さらに、インドネシア政府は、工事期間中にトラブルが生じた場合の責任を中国が持つこと、
そして中国が途中で工事を放棄した場合、現状回復の責任を持つことを誓約書に追加して
欲しいと迫ったとも言われています。

その背景には、フィリピンのマニラ郊外での鉄道建設を中国が途中で放棄し、結局、日本のODAで工事を
続行することになった事例があるというのが、識者の見解です。中国は工事の延期を繰り返した挙句に、
現地業者への支払いをしないまま鉄道建設を途中で投げ出したのです。南沙諸島における中国の主張を、
フィリピンが受け入れなかったことへの嫌がらせだという説もあります。

http://www.mag2.com/p/news/144546

中国はその他にも、各国で応札工事でのトラブルを起こしています。ミャンマーでは環境破壊を
懸念する地域住民からの反対でミッソンダムの建設が止まっていますし、ニカラグアで進めている
大運河の建設でも、同じく環境破壊の問題で大規模な反対デモが頻発しています。

また、中国の経済減速につれて、イギリスをはじめ、中東、イランなどに対して、中国は兆円単位の
巨額資金援助を乱発するようになりましたが、こうしたものにも様々な条件が付帯されているともされています。

昨年の習近平の訪米時、中国はアメリカのボーイング社から300機を購入する契約を結びましたが、
組み立ては中国国内で行うなど、細かいところまで双方の条件が合わないと契約は破棄される
ということにしているともされています。

イギリスに対する経済支援にしても、どこまで本当に実行されるかわかっていません。
実際には支払う資金がないため、最初に大きくぶちあげておいて、あとでいろいろと注文をつけて
減額や中止に持ち込む手だとも噂されています。

かつて毛沢東の時代から20世紀にかけて、中国と台湾がアフリカの援助競争を繰り広げたことがありました。
中国側は主に鉄道建設、台湾は農業指導でしたが、その競争の裏では、相手国の承認を得るために必ず
金銭外交がつきまとっていたため、台湾側はバカバカしくなって、競争をやめてしまいました。

しかも、中国側は海外での工事に中国国内の死刑囚を労働者として送り込んでいるともされています。
中国で死刑囚を収容できる牢屋は400万人分しかないため、入りきらない死刑囚をアフリカなどに送り、
タダ同然で労働に従事させているというのです。だからこそ、他国が追随できないほどの安い入札が
可能になっている、というわけです。しかし、それでも採算が合わずに、途中で工事を放棄する
ケースが増えているといいます。

たとえば私がポーランドで聞いた話では、ワルシャワと各地方を結ぶ高速道路の建設を中国企業が
欧州企業の6分の1という破格の費用で受注したものの、やはり採算があわずに途中で引き揚げて
しまったということです。しかもその企業は、ポーランド政府の契約違反を訴えて、逃げるための
時間稼ぎをしているそうです。

http://www.mag2.com/p/news/144546/2

2 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2016/02/04(木) 11:11:35.09 ID:???
インドネシアで中国の高速鉄道が選ばれた理由は、ほとんどタダ同然で工事を受注するという
破格の条件でした。それだけに、このポーランドの高速道路と同じ結果になる可能性すらあります。

しかも、中国側がインドネシアに提示した計画書は、ルートも駅の位置も日本が提示したものと
まったく同じで、違うのは提示金額だけだったとされています。日本側が1年以上かけて行ってきた
地質調査データやルート策定などが、インドネシアの親中派の関係者を通じて中国側に渡り、
それがそのままパクられた疑惑が囁かれています。中国が2015年3月に参入を表明してから
提案書提出まで5か月しか無く、ボーリング調査を実施した形跡もないそうです。

これに対して、当然、中国側は憶測で中国に不利な報道をするなと反論しています。
計画において多少の遅れはあるが、そんなものいくらでも挽回できる。
まだ本気を出していないだけだ、といった内容の反論をしています。

こうなると、インドネシア政府がどこまで中国の面子を重視するかの問題です。
もちろん、傷は浅いうちがいいことは承知で、中国のやり方を静観しているのでしょう。

インドの鉄道受注競争では日本が勝利しただけに、インドネシアもおいそれと中国を拒否する
ことはできないはずです。そもそも、計画、調査、工事、実行力に関しては明らかに日本のほうが
優れていることを分かっていながら、費用を中国が負担するとの提案に乗せられて中国を選んだのは
インドネシア政府です。

まだ多少の遅れが出ているだけの状況で、「やっぱりやめた」とは言えません。とはいえ、
かなりの不安を抱えているのは確かでしょう。だから中国に対して保証条項の追加を求めたのだと思います。

もちろん中国にとって、インドネシアの鉄道を受注したことの意味は大きいのです。得意分野でもない
鉄道事業を東南アジアに売り込んでいる中国の真意は、鉄道というハードを得ることで、鉄道で運ばれる
ヒトとモノ、つまり物流と人流をも手中に収めることです。それを得ることができれば、大中華帝国主義の
「一帯一路」への道筋ができるのです。その足がかりとしてインドネシアの高速鉄道なのです。

http://www.mag2.com/p/news/144546/3

しかし、2011年に中国浙江省温州で起こった鉄道事故を思い出せばわかるように、中国では人命よりも
車輌撤去と運行再開が優先され、被害者の実態はうやむやにされてしまいました。そして現在では、
「中国では高速鉄道での死亡事故は起こっていない」とされています。「あれは特別快速列車であり、
高速鉄道ではない」という理由だそうですが、これは屁理屈でしかありません。

中国側は否定していますが、日本の計画書を中国がコピーしていた場合、事態は深刻です。
日本は自国の技術力を考慮のうえで、さまざまな調査を行い、ルートを確定させたはずです。
しかし、中国が日本ほどの建築技術力を持っていないとすれば、日本と同じルートで建設することは
無謀以外の何ものでもありません。トンネル工事、地盤強化など、技術力が必要な部分がおざなりに
されれば、後々、大事故につながりかねません。

鉄道設備およびシステムの不備は多くの人命を奪う大事故につながります。確かに、中国および第三国に
おける人命の価値は、先進国と比べると低く扱われているのが現状ですが、だからといって事故を起こす
かもしれない鉄道に大勢の人を乗せて数百キロのスピードで走るのは、人道的に許されません。
しっかりとした安全確認ができてからでなければ、高速鉄道は動かせません。

インドネシアは政治的な駆け引きで中国に鉄道を発注しました。今更それを撤回できないならば、
中国に安全な鉄道を造らせる努力をするしかありません。もしそれができなければ、結局は高い
代償を支払わされることになる可能性が非常に高いと言えるでしょう。

著者/黄文雄
台湾出身の評論家・黄文雄が、歪められた日本の歴史を正し、中国・韓国・台湾などアジアの
最新情報を解説。歴史を見る目が変われば、いま日本周辺で何が起きているかがわかる!

http://www.mag2.com/p/news/144546/4

関連スレ
【国際】中国に騙された! ずさんすぎる高速鉄道計画に大きな後悔ーインドネシア [02/02]
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1454383044/

3 :名無しさん@13周年:2016/02/04(木) 11:20:29.15 ID:9pdY7tvEi
こうなるのわかってましたよ

4 :名無しさん@13周年:2016/02/04(木) 12:15:15.37 ID:2IXOQgOR4
【自業自得ワロタw】 中国「鉄道建設はやっぱ政府保証が条件な 後、完成した鉄道は俺らのもんだから」
http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/news/1454549720/0-

5 :名無しさん@13周年:2016/02/04(木) 14:06:50.81 ID:nShznqDuj
>>29
政府保証を要求…中国案のインドネシア高速鉄道
2016年02月04日 07時53分
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160204-OYT1T50030.html

 【ジャカルタ=池田慶太】インドネシアの高速鉄道計画で、鉄道建設を手がける中国とインドネシアの企業連合が、
事業が失敗した際の「保証」をインドネシア政府に求めていることがわかった。

 インドネシア政府の財政負担ゼロを条件に中国案が採用されたが、将来的に負担が押しつけられかねないとして
インドネシア側から懸念が出ている。

 2日付の有力紙コラン・テンポなどによると、企業連合とインドネシア運輸省は、
完成後の鉄道資産を政府に譲渡する条件を巡って対立している。
運輸省が契約から50年後に負債のない状態での譲渡を求めているのに対し、企業連合はより長い期間を要求し、
事業破綻の場合、政府が買収するよう提案。それができなければ中国側に所有権を移すよう求めているという。

2016年02月04日 07時53分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

6 :擬古牛φ ★:2016/02/04(木) 14:21:59.59 ID:???
>>1の関連ニュース

【中国】 インドネシア高速鉄道計画は順調に作業が進む 中国外務省、日本を含む一部メディアが間違った報道をしていると抗議
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1454459186/

【国際】 中国、官僚主義のインドネシアで高速鉄道の認可遅延に直面 専門家「インドネシアの政治は極めて複雑だ」
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1454475540/

7 :名無しさん@13周年:2016/02/04(木) 17:56:33.66 ID:crqs08S8w
もともと鉄道事業を中国に期限付き割譲しますという約束で始まった事業だからなー
その割譲に関する条約を先行しなかった中国の大ポカだな!!

例を上げれば香港や台湾と考えれば解りやすいだろう
法的権限も経済もすべて相手の国に渡す方式ということになるかなー。

それで残るは国境問題となる。日本なら線路路線敷地、資材管理ゾーン。
廃棄材処分ゾーン。作業居住ゾーン、他ひつよな広大な土地を含めて期限割譲
を求めるだろう。そうしなければ中国式で行う以上順調に進むはずはない!!

割譲交渉に少なくとも3年工事に2年が現実的と言えるだろう
この3年を飛ばした、中国のポカが混乱を招いて居ることは確実だ!!

8 :名無しさん@13周年:2016/02/04(木) 18:30:46.53 ID:wJG6RUKPm
いい授業料になりましたなw

9 :名無しさん@13周年:2016/02/04(木) 18:39:17.57 ID:sT0KDU5Pw
これって満鉄のイメージでいいのか?
外国の地に、自らの資本で鉄道を作って
ひともうけしようとしているのか?
将来的には付属地とか駐兵権とか
求めるのかな?

10 :名無しさん@13周年:2016/02/04(木) 19:47:53.21 ID:P1tX1ePDI
安かろう悪かろうの典型とは言え中国も面子が掛かってるし
相当に遅れつつ竣工にはこぎつけるだろうよ
そしてそこからがインドネシアの本格的な後悔の始まりになる

11 :名無しさん@13周年:2016/02/05(金) 07:19:46.95 ID:dPeD773vu
目先の利益に目がくらんでその先を見据えなかったただのアホ。自業自得

12 :名無しさん@13周年:2016/02/05(金) 20:59:49.23 ID:TFr15fDfq
共産党の商売の仕方は、さおだけ屋の販売方法と同じ。
大盤振る舞いの一本500円とか言っておきながら、車を呼び止めたらヤクザのような形相のおっさんが出てきて一本20万とか言い出す。
断ったら怖そうなので事実上拒否できない。

13 :名無しさん@13周年:2016/02/05(金) 21:58:16.78 ID:T183ZuwrT
いやいやこんなものほんの序の口ですよ
本当の地獄はこれからです ご愁傷様

総レス数 13
12 KB
掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★